課題
本社は都内、自社倉庫は埼玉県のB社様。倉庫は200坪、社員1名パートさん3名で運営されていました。
出荷の繁閑にかかわらず固定化された人件費と、繁忙期の溢れた商品分の別倉庫を探す手間が物流の課題でした。
また本社の営業マンの裁量が大きく、出荷手続きをせずに勝手に倉庫から商品を持ち出してしまうため常に
在庫が合いませんでした。その際の社員達の本社から倉庫までの移動時間ロスも大きなコストになっていました。
解決に向けたご提案
物流業務をアウトソーシングした経験がなかったB社様は、今まで自分たちがやっていた作業レベルを
ミカロジが維持できるのかに不安をお待ちでしたので、何度も話し合いを重ね、ミカロジ物流センターにも
足を運んで頂き、作業品質及び事務スタッフレベルも確認していただきました。
また倉庫勤務の社員とパートの雇用関係もありましたので、商談後全ての業務を一気に移行するのではなく
少しづつ時間を掛けて、その間に雇用関係の調整をして頂きました。
導入による効果
営業マンが勝手に商品を持ち出す慣習を止めるルールを徹底することによって、在庫のずれが無くなりました。
また保管商品の波動にも都度倉庫スペースを柔軟に増加・縮小できるので、別倉庫を探す手間が省けました。
コスト面では、倉庫スタッフ固定費が作業変動費に変わり、宅配運賃15%・倉庫家賃10%削減にもなりました。
なにより倉庫スタッフの管理がなくなり社内での物流業務の付加が大幅に減り、経営資源を本業に集中することが
できるようになりました。B社社長様よりミカロジの「物流を楽にして本業に集中しませんか!」は
良いキャッチコピーだとのお褒めの言葉を頂きました。