2020.02.10

~人数が多すぎ~6話

 
給料支払いや業者さんとの契約を無事終えて、ようやく社内をゆっくり見渡してみると、
どうも作業人数が多いような気がしてなりません。
 
お恥ずかしい話ですが、引き継ぎに際して財分分析をまともにしておらず、
どんぶりのまま走り始めてしまいましたので、
当時はそういうところに全く目が行き届いておりませんでした。
 
実際によく観察してみると、作業売上や作業量に関係なく、現場の長が自分の感覚で、
“明日はこのぐらいの人数がいるだろう”と自由に派遣スタッフを呼んでいました。
どおりで人数が多いわけです。もちろん日々の収支も調べてみると真っ赤でした。
 
当時の社員たちは、日々収支という概念が全く無く、
「その日の作業を終わらす」ことに終始していました。
この事実に気付くと“この体制を変えて行くのは相当の覚悟が必要だ!”という不安が、
今更ながら襲ってきました。