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NO.619【火種運動を起こそう】

一人一人が胸の中の火種を火がついていない者に移してくれ。
その火種をまた別の者に移せ。私も率先して火種になる。
火種運動を起こそう。そうすれば今は灰のような米沢藩も
きっと燃え上がる。と見事改革に成功した上杉鷹山。

好きな話です。

鷹山は米沢藩主についた時はまだ若く、外様だったこともあり
中々受け入れられなかった。それでも若手の中で鷹山を慕う
数名の者たちにこの火種を移していきました。

買収当時、ほぼ全員から反発を喰らいました。
ですがパートさんの中で数名、私を支持してくれる人がいましたので
この火種の話を胸に秘めながら、今は灰のようなミカロジも
きっと燃え上がると信じて、ここまでやってきました。

見事ミカロジは!とまで言えませんが、当時よりは燃えていると思います。

火種を移してくれたみんなに感謝です!

NO.618【新たな営業手法を模索中】

ある日終日社内に居ましたので、どれだけ営業が来るか見てみました。
結果、メールDM64通、テレアポ7件、飛び込み2社でした。

どの業界、どの会社も必死に営業していることが見て取れました。
「大変だなぁ」と思う反面ミカロジも他人ごとではありません。

今まではFAX-DM中心に集客をしていましたが、最近問い合せ率が
メッキリと減ってきました。ですのでメールDMがいいのか
テレアポや飛び込みがいいのかわかりませんが、ミカロジも新たな
手法で営業していかなければなりません。

といってもどの手法も先駆者がいて成果を出すのは大変でしょう。
なんか誰も気づいていなくてメチャクチャ成果出る営業手法ないかなぁ?

NO.617【顧客にとっての価値はなにか?】

ある土木重機用オイルメーカーが「顧客にとっての価値はなにか?」
を分析して得た答えは土木重機の稼働率だった。
土木会社にとっては一時間の故障が一年分のオイル代に相当した。
そこでこのメーカーは、重機の稼働率を保証することにした。
今では土木会社はオイルの元値さえ聞かなくなった。

この「顧客にとっての価値はなにか?」は大切な問いですね。
つい私たちは、自分たちの価値を考えてしまいがちです。
そうではなく、先ずは徹底的に「顧客にとっての価値はなにか?」を考える。

そうでなければこのオイルメーカーのように稼働率の保証という
発想は出てこないでしょう。ただその考えた結果が、
価格交渉すら不要になったというメリットがついてきました。

常に私も頭の中は、ミカロジの価値は?で埋め尽くされていましたが
ここは早々に切り替え、「顧客にとっての価値はなにか?」
モードにしていきます。

NO.616【適材適所は経営戦略に勝る】

「適材適所は経営戦略に勝る」
こんな文言を目にしました。

う~ん、経営戦略は大事だと必死に学んできたつもりでしたが
適材適所の方が上か~と、中々受け入れられない文言ですが
一面そうなのかもしれません。

そういえば「ビジョナリーカンパニー2」というビジネス書の中にも
誰をバスに乗せて、誰をバスから降ろすか。更に乗せた人には
適切な椅子に座らせる。そうすれば目的地にまでスムーズに行ける。

裏覚えなので合っているかわかりませんが、こんなことが
書いてあった記憶があります。

ですので、受け入れられないと心を閉じるのではなく
経営戦略は勉強しつつ、適材適所もしっかりミカロジに当て嵌めていきます。

でも実はミカロジ従業員、すでに適材適所だったりして、、
私の自慢癖が出てしまいました。

NO.615【社内の専門用語はダメ】

「メガヘルツ」と「速度」。「水温」と「温かい湯」
買い手が理解し、評価してくれそうな言葉を使っているか?
それとも社内の専門用語をそのまま充てているか?
後者であれば顧客の理解を得られるのは難しい。

まさしくその通り!だと思います。
最近マーケティング強化でその手の会社さんと打ち合わせしますが
「リード」「ナーチャリング」「コンバージョン」と
彼らの社内の専門用語だらけです。

せっかく「おっ、このサービス良さそう!」と思っても
話を聞いているうちに「ナーチャリング」という言葉で
一気に気持ちが萎えてしまいます。

と他社批判でなく、ミカロジでも社内や物流の専門用語で
お客さんと話していないか、再点検したいと思います。

NO.614【固定観念を払拭する】

「経営スキルはこれから学べばいい。周りが分担して足りない部分を
埋めることができる。でも信頼できる人間でなければ人はついてこない。
若さも後から手に入れることはできない。」と50歳を前にした社長が
22歳の女性に社長をバトンタッチという記事を目にしました。

50歳前では私より10歳近く若い社長です。ビックリしました。
私的にこの社長と似たような考えを持ってたつもりですが、
それでもバトンタッチは私が65歳ぐらいだと漠然と思っていました。

ましてやバトンタッチは22歳の女性です。
よっぽど優秀なのでしょうが、それでもまだ22歳です。

と思ってしまうことが、私が固定観念に囚われているのかもしれません。

ですので、この記事をきっかけに先ずは私の固定観念の払拭から
初めて見たいと思います。

それでも22歳だもんなぁ、、

NO.613【無欲万両】

働き一両、考え五両、知恵借り十両、コツ借り五十両、ひらめき百両
人知り三百両、歴史に学ぶ五百両、見切り千両、無欲万両

江戸時代中期の名君、上杉鷹山の言葉だそうです。
上杉鷹山は好きな歴史上の人物ですので、関連本はよく読んでいましたが
この言葉は初めて聞きました。

さすが!というか、凄いというか、今の時代にもまったくもって通用します。

特に無欲万両、いつの時代も欲を出すと上手くいきません。
そういう意味でも五百両の価値の歴史に学ぶも大切でしょうね。

個人的には、五十両の価値のコツ借りを好みます。

NO.612【サービス過剰に危機意識を】

「この日この時間は、配達予定がいっぱいなので受付できません」
宅配会社にはこのように受付を拒否する仕組みが存在しません。
依頼があったものはすべて受け付けるため、現場のキャパを超えるのは
運任せの状態です。そんな状況ですが、時間指定に配達できないと
運転手さんは文句を言われてしまいます。

これは配達のサービス過剰の弊害でしょう。
こんな状況が続けば、ただでさえ足りない運転手さんがもっと
減ることになってしまいます。ですので我々消費者はもっとこの
サービス過剰に危機意識を持たなければなりません。

同時に宅配会社側も強い気持ちをもって「受付できません」
という仕組みを作ることも大事でしょう。

当たり前の日常が続くことを願って、、

NO.611【主人が一番好きだった会社の作業着です】

人が絶対に辞めない会社や、休みや給料が多い会社が良い会社かと言えば
そうではない。社員が自分の会社を好きかどうか。それが一番大事。
昨年70代で亡くなった社員の葬儀の時に奥さんが
「遺影を見て下さい。主人が一番好きだった会社の作業着です」

ミカロジでは人はだいぶ辞めなくなりましたがそれでもまだ辞めますし、
給料は決して高くないので、その観点では良い会社とは言えません。
で、社員がミカロジを好きかと言われれば、「好き」と言ってほしいですが
自信もありません。

ですが経営者たるもの「良い会社」を目指すことは社員たちのためにも
必死に取り組まなければなりませんので、辞めない・給料や休みを多くと
同時に好きになってもらえる努力を欠かさないようにしたいと思います。

まだどうやっていいかまったくわかりませんが、、

NO.610【指導者の他責では下は育たない】

プレーしていればミスは起きる。負けもある。ミスは誰でも悔しい。
そういったとき「なぜミスしたんだ」「なぜ言った通りにやらないんだ」
と選手を叱るのは、俺は教えたのにやらないお前が悪いんだという
コーチの他責。これでは選手は育たない。
あるプロ野球選手OB

これはビジネスでもまったく一緒ですね。
よく大企業ほど上司は部下に責任を押し付ける他責と聞きます。
自責にしてしまうと自分の出世に影響があるからでしょう。

それでは本当に部下は育ちませんし、組織も強くなりません。
とはいっても上司にも上司がいますので、同じ構図ですから
まずはトップ自らが自責で自分が責任を取る姿勢が大事でしょう。

私も肝に銘じます。

NO.609【俺はもってる!】

自ら考え、行動する人材を育てるには
① 自分自身で誤りに気づくように導く
② 当事者意識を持たせる
③ 高圧的な指導は何も解決しない
「割れ鍋に綴じ蓋」
トップの器の大きさに応じてしか人材は集まらない、育たない。

こんな文言を目にしました。
一面そうなのかもしれませんが、これ私に当てはめてみますと
贔屓目もありますが、ミカロジ従業員は私の器以上に優秀な人材が揃っています。
決して上述の①②③を意識的にやってわけでもありませんし
私に人を指導する能力があるとも思えません。

唯一あるとすれば、私が人と出会える運を持ってることかもしれません。
いつも素敵な人や優秀な人と出会えると「俺は持ってる!」
こればかり。
単純な発想ですが、意外と真理を突いてるのかもしれません。

と結びつけるのが、単純なのでしょうが、、

NO.608【下請けイジメ企業は市場から撤退】

不当な給付内容の変更351件、代金支払遅延161件、代金減額92件
不当な利益の提供要請44件、割引困難手形38件、買いたたき26件
報復措置21件、2022年の荷主と物流事業者間の公正取引委員会の調査結果。

酷いの一言です。物流業界の悪しき習慣、下請けイジメが無くなりません。
買いたたきや報復措置などは犯罪と言っても過言ではないでしょう。

物流の2024年問題が始まりました。運転手不足に拍車が掛かるでしょう。
そうなりますと、今まで下請けイジメをしているような荷主は運送会社から
見放されるのは目に見えています。また下請けイジメの行為が利益に
なるような企業は少なからず市場から撤退を余儀なくされるでしょう。

これは何も物流業界だけでなく、どの業界にもこれに似た構図は
あるのでしょう。日々大企業不祥事ニュース目にして実感します。

なんにせよ、下請けイジメをしている企業には市場からの撤退を
強く・強く・強く望みます。

NO.607【社員に煩わしくさせない】

社員の能力を120%発揮させることが、社長の大事な仕事ではないでしょうか。

そのためには社員に煩わしくさせないことだと思っています。
社員の煩わしさとは、社長の顔色を見る、ご機嫌をとる、忖度させるなどです。
こんな煩わしいことを社員にさせていたなら、120%の能力など
到底発揮できません。というか社員の成長の阻害要因にもなるでしょう。

とはいっても、社長自身がこのことに気づいていません。
また社員の方から「社長、そんな煩わしいことさせないで下さい」
とも絶対に言ってきません。

ですから社長自身で常に「社員に煩わしいことさせてないか?」
とチェックしなければなりません。

などと偉そう言っている私自身が、先日「ヤバッ!社員に煩わしいことさせてる」
気づいてしまいました。ですので、これは私への戒めとして書いています。

NO.606【カメから学ぶ】

ウサギとカメのお話。勝ったのはカメ。
この話の本当の学びは、ウサギはカメを見てレースをした。
しかしカメはゴールだけを見て自分ができることをやった。

これ深いですねぇ。ビジネスにも大いに当て嵌まります。
日々の経営、ついつい競合やライバルを見てしまいます。
これでは経営の本質を見失ってしまうのでしょう。

ミカロジの経営のゴールはなんだ?
お客様に喜ばれるサービスを提供して、社員はそこで楽しく働く!

競合に目を奪われるのではなく、この経営のゴールだけを見て
自分ができることをこれから精一杯やっていこうと思います。

本当に深くていいお話です。

NO.605【つい、やってしまうこと】

才能は「人よりうまくできること」ではない。
「つい、やってしまうこと」である。

目から鱗ですね。
手前味噌で恐縮ですが、自分なりにアナログではありますが
集客は(多少)人よりうまくできると己惚れていましたが
これは私の才能でもなんでもないことに気づかされました。

では私の才能の「つい、やってしまうこと」はなんだろう?
と考えてもパッと浮かびませんので、きっと何も才能はないのでしょう。

まっ、そんなことより、せっかく才能の見分け方が分かりましたので
部下たちの「つい、やってしまうこと」に目を向けたいと思います。

思わぬ才能が見つかるかもしれませんので。

NO.604【どんな企業も栄枯盛衰繰り返す】

ベストセラーになったビジネス書
【エクセレント・カンパニー】と【ビジョナリー・カンパニー】
多くの経営者がこの本を読んだことでしょう。

かくいう私も意味はよく理解していませんが読みました。

この2冊の内容は当時成功していた大企業を事例に出していました。
「凄いなぁ」と私なりに感銘したのを覚えています。

ところがここで取り上げられた大企業の現在を見てみると
当時のまま好調の企業は殆どないというか倒産した企業まであります。

そう捉えますと、どんな企業も栄枯盛衰を繰り返すのでしょう。
今どんなに業績よく世間から注目浴びててもそれは長続きしない、
そういったことを頭に入れながら、多くのお客様とお付き合い
しなければなりません。当然ミカロジにも栄枯盛衰あることを踏まえて。

NO.603【大企業を参入させない戦略】

大企業を参入させない戦略の事例
・市場規模を大きくしない明光商会:シュレッダー
・単価を上げない赤城乳業:ガリガリ君
・利益率を上げないナガイレーベン:医療用白衣
・市場を急速に立ち上げない失敗例:いきなりステーキ

というものが出ていました。
これは日々ニッチを考えている私にはとても参考になります。

ミカロジをこの例に当てはめるならシュレッダーでしょうか。
とにかく大企業が参入しても儲からない
市場規模の小さいところを狙う。

ここがミカロジの生きる道と捉えています。

いきなりステーキの市場拡大からの急落は凄かったですからね。

NO.602【3本脚の椅子】

マクドナルドには「3本脚の椅子」という考え方が
創業時から根付いているそうです。
フランチャイジー・サプライヤー・マクドナルドの
3者がそれぞれで強固であることで力強いビジネスが
展開できるという考えからきています。

マクドナルドの強さの秘密が垣間見えますね。

過去何社ものフランチャイズ本部から仕事を頂きました。
同じFCという仕組みを取っていても、フランチャイジーに
対する考えがここまで違うのかと驚かされました。

ある本部はマクドナルドのようにお互い協力し合い
別の本部はただただフランチャイジーからお金を搾り取る。

ただやっぱりそれを見ていますと後者は長続きしません。

ですので規模は違いますが、ミカロジでも従業員・協力会社様たちと
強固な関係を築きながら力強いビジネスを目指していこうと思います。

NO.601【人の評価の難しいところ】

人は十のうち六つの点で良く四つの点で悪い場合は上と見る。
五の場合は中と見る。それでは六つ悪い場合は下と見るべきか。
いやそれは使い方によって上に行く可能性を持っている。
ここが評価の難しいところ。むしろ九つ良く一つ悪いものには
油断するな。この者は大事をしでかす恐れがある。

江戸時代の商家の何かに書いてありました。
人の評価の難しさは、昔も今も変わりませんね。

ただここで面白いのは、六つ悪い場合に人の可能性を見出しています。
更に九つ良いのはかえって危ないと指摘もしています。

本当に人の評価って難しいですね。
九つ良いのに過去何度も騙された苦い経験を思い出しました。

皆さんもくれぐれもご注意を!

NO.600【経営者にとっての本当の売り上げとは】

経営者にとっての本当の売り上げとは
運や勘、アイデア、ひらめき、縁、洞察力、チャンスだ。
この売り上げが元となって利益が発生する。
無論費用が売り上げ以下である必要がある。
費用とは、嫉妬、妬み、裏切り、悪口、批判、嘘、恨み、怒り。

こういう視点は全くありませんでしたので、目から鱗です。
更に勝手解釈しますと、売り上げの項目を使って経営戦略を磨け
費用の項目は、人と一緒に仕事をするうえで絶対にするな。
こんな感じではないでしょうか。

早速私もこのような視点で取り組んでみたいと思いますが
先ずは費用の項目を絶対やらないところから始めてみます。

経営だけでなく、人生においてもきっといいことに繋がるでしょう。

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