2025.06.23

NO.698【社長は10のうち9は辛いことだらけ】

長く経営を続けていますと、
辛いことや大変なことがいっぱいあります。

起業当時はブローカーの一人社長でしたが、
買収後に人を雇うようになってからは、
この辛いことが倍増しました。

わかりやすく言うと、
10のうち9は辛いことだらけです。

何度も心が折れかけましたし、
情緒不安定になったことも数知れずです。

それでも、ときたまある「良いこと」が
あるから経営を続けられています。

また言い換えれば、辛いことがあるから
「良いこと」も素直に喜べます。

ですので、今日もいつ来るかわからない
「良いこと」を目指して、辛い1日を頑張ります!

2025.06.20

NO.697【ド根性ガエルの町田先生の気持ちが身に染みる】

「社長、来月の目標は【挨拶の徹底】にします」
社員たちから報告がありました。

ふと、子供のころに観たアニメ「ド根性ガエル」の
「教師生活25年、く~」と泣く町田先生を思い出しました。
(若い人は知らないでしょうね)

悪戦期、社内の雰囲気が悪く、何とかしなければと
すがる想いで「挨拶は大きな声で」を掲げました。

当初は「挨拶なんか」と社員から反発でしたが

「挨拶」を言い続けて10数年、ようやく社員たちから
「挨拶しよう!」という気持ちが出てきたことが嬉しく

つい、「社長生活20年、く~」

町田先生と同じ気持ちになっちゃいました。
(単純ですが、、)

2025.06.18

NO.696【おとなしい人が社内SNSで自信をつける】

数年前から社内SNSをやっています。

このSNSで気づいたことは、
人と会話が苦手な人、いわゆるおとなしい人が
意外と面白い内容を書くということです。

普段おとなしくてわからなかった人が
こんな考えなんだ、表現するんだということを
SNSを通して新たな発見をします。

またその投稿を見て、その人との会話が増えます。
するとその人も自分のことで話しかけられますので
自然とコミュニケーションが増え自信に繋がります。

社内SNSでの予期せぬ喜びです。

人は見かけじゃわからないもんですね

2025.06.16

NO.695【気持ちだけは寄り添う、親せきのおじさんのように】

長年経営していますと、30人ほどの所帯でも
従業員の結婚・出産・子供の受験・身内の死別・離婚
本人や家族の病気など悲喜こもごもに接します。

家族のことは私には直接関係ないことですし、
私がどうこうできるものでもありません。
また私の耳に入らないものもあるでしょう。

今時古いかもしれませんが、
ミカロジは家族経営を目指していますので

時にはおじいちゃんや父親のように、
時には兄や親せきのおじさんのような立場で、

できる限り従業員の気持ちに寄り添うようにしています。

まぁ鬱陶しがられているかもしれませんが、、

2025.06.13

NO.694【任せて・任せて・任せて、じっと見守る】

権限移譲は大袈裟ですが、
資金管理以外はほぼ社員に任せています。
とは言っても放任主義にはしていません。

戦略というほどのものではありませんが
・下請け仕事はしない
・1社の売上依存比率は10%以下
・顧客の業種業態を1つに偏らせない
・支払いは原則30日
・過度な値引きはしない

という規則を決めています。

これ以外は何やってもいいよ!
(多少盛っていますが、、)
従業員に任せています。

当然最後の責任は私が取ることも伝えています。

これが形になると、とても楽ちんです。

なので私の仕事は、
任せて・任せて・任せて、じっと見守るです。

2025.06.11

NO.693【物欲がなくなった経営者の行き着く先は?】

57歳という年齢からか?
資金繰りの苦労ばかりしてきたからか?
子供の頃からの貧乏が身についているからか?

ここ最近トンと物欲がなくなりました。

美味しいものを食べる、仲間と飲んではしゃぐ、
洋服・旅行・車という気持ちが全くありません。

私としてはこの方が自然なのですが、
ふと、経営者として欲がないのはまずいかな?
当然この無欲は私的なので経営欲とは違いますが

それでも、私的含め欲があればこそ会社が成長!
と思わないでもないですが、
こればかりは仕方ありません。

ですがせめても
従業員の給料を高くしたいという欲だけは
なくさないように心掛けます。

2025.06.09

NO.692【トラブルで脳が麻痺した経営理念】

社長になってから裁判で2度訴えられました。
顧客倒産数百万円の焦げ付きも2度経験しました。
新しい大家に家賃3倍提示の嫌がらせを受けました。
その他トラブルだらけの社長人生です。

こういった経験をしてきますと、
トラブル脳が麻痺をするのか
少々のトラブルでは動じなくなりました。

タフになったといえば聞こえはいいですが、
やはりトラブルは避けて通りたいのが本音です。

ですので、できる限りトラブルを回避したい
という想いも込めて作ったのが、
「楽しく働く!」という経営理念です。

この理念に沿い、普段から私が笑顔に徹する。
そうすれば「笑う門には福来る」で
トラブルが避けてくれます。

そんな現実は甘くありませんが、
神頼みも含めて、今日も笑顔で頑張ります!

2025.06.06

NO.691【自分でも気づかなかった顧客に選ばれる価値】

顧客に選ばれる価値UAV
ユニーク・アトラクティブ・バリュー

まったく知りませんでしたが、なんでも
「あなたが知らないあなただけの強み」
というものだそうです。

これは使わない手はないと、
早速ミカロジでも考えてみました。

当時は男性社員が育たず悩んでいましたが、
「おっ、逆転の発想でミカロジは女性が強みかも?」
この手法をもとに、この考えに至りました。

物流業界は男性社会なので気づきませんでしたが
「私の知らないミカロジの強み」という視点で
「女性が強みになる」に気づかされました。

それ以降、「ミカロジは女性が運営する物流会社」
を掲げ今に至っています。

といっても、まだ顧客に選ばれる程ではないので
これからも女性従業員とともに、
この価値に磨きをかけていきます!

2025.06.04

NO.690【1に雑談、2に雑談、3.4も雑談、5も雑談】

大袈裟かもしれませんが
1に雑談、2に雑談、3.4も雑談、5も雑談
というぐらいに、「雑談」を重要視しています。

業務時間内でも
許容範囲内ですが「ペチャクチャ」OKです。

これは過去、
社内の雰囲気が劣悪な時の経験から来ています。

社員同士の派閥やパワハラがあったりしますと
雑談どころか業務での大事な話もしなくなります。

となれば、当然業務上に支障が出ます。
というかミカロジでは大問題になったこともあります。
さらに、多くの退職者まで出してしまいました。

この苦い経験を糧に、
「ちょっとしゃべりすぎだよなぁ」
ときには思うときもありますが、

それでも雑談を重要視しています。

2025.06.02

NO.689【勝ったときのイメージを残そうとする】

気分良くプレーしたいがために、失敗や負けの原因を直視せず反省もせず、
勝ったとき成功したときのイメージを残そうとする。

当然、失敗や負けから学び、活かすという態度、習慣がチーム内に共有され、継承されていくこともない。

一昔前、弱小チームに向けたプロ野球野村克也氏の言葉です。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
有名な言葉にも通じます。

お調子者の性格、良いプレーしたときに自分に酔う、利益が出たときには天狗
これって、まるで私に言われているようです。趣味のバスケも経営も。

なので、野村氏の言われるように、失敗や負けから学ぶという姿勢を会社内に
共有・継承されるように、一から改めていけるようにしていきます。

バスケに関しては、歳も歳なので(57歳)、良いプレーしたときの
イメージでこれからも続けていきます。