2024.04.10

No.519【心に欲望が芽生えたなら】

心に欲望が芽生えたなら、自分が苦しんでいたときを思い出すんだ。
耐え忍ぶことこそ、無事に永らえるための基本。
組織が良くなってくると、邪な気持ちや欲望が湧き出てくる。

徳川家康の言葉だそうですが、まさしく私は邪な気持ちや欲望が湧き出てきます。
要は、ちょっと会社が良くなると調子に乗ってしまいます。

この言葉通りに、そういうときこそ、せっかく5期連続赤字の倒産寸前の
経験をしたのですから、当時のことを思い出すようにしなければなりません。

なんですが、当時の苦しさは恐怖でしかありませんでしたので
すっかり私の頭の記憶から無くなってしまいました。

2024.04.08

No.518【失敗に報酬を】

失敗を恐れない社風を作るためには、失敗に報酬を与えるくらいの
大胆さがないと無意識に挑戦を避けてしまう。

大企業の不祥事見てみますと、失敗に対して厳しすぎるがために
挑戦を避けるなんてレベルではなく、不正をしてまでも
失敗を恐れる習慣が染みついたことが原因でしょう。

かといって、失敗に報酬を与えるなんて、中々勇気がいることですが
長い目で見て社内に失敗を恐れず皆が挑戦する社風が生まれれば
安い投資なのかもしれません。

清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持ちで
先ずは私が失敗に報酬を与える組織づくりに挑戦してみます。

2024.04.05

No.517【強みと弱みを変える】

大企業の強みとして諦めていたものを一転弱みに変え、
逆に弱みとして諦めていた自社の資源を強みに転化させていく逆転の発想が大事。

具体例で見ますと、生保業界はセールスレディと称する女性の営業が強みですが
格安のネット保険の出現により、この女性営業の人件費が弱みになっています。

早速これをミカロジに当て嵌めてみますと、男性社会の物流業界において
優秀な男性が少ないという自社の弱みが反対に優秀な女性が運営する物流会社として
新たな強みになるような気がします。

あくまで気がしますですが、、

2024.04.03

No.516【質を高める順番】

会社を強くするための質を高める順序

Goodパターン
1. 関係の質
2. 思考の質
3. 行動の質
4. 結果の質

Badパターン
1. 結果の質
2. 関係の質
3. 思考の質
4. 行動の質

Badの結果を先に求めてしまうと、ノルマ・売上至上主義など
次の従業員同士の関係の質が中々高まらないでしょう。

その点、「楽しく働く!」この環境作りに労力を掛けていましたので
関係の質が最初になっているのは間違っていなかったと一安心です。

ですが、結果の質がまだ高まっていません。
もうひと踏ん張りしないと、、

2024.04.01

No.515【老舗の5つの神髄】

老舗の5つの神髄というものが出ていました。

1. 無理な成長をしない
2. 安いというだけで仕入れをしない
3. 人員整理をしない
4. 新しくより良い生産方法や材料を常に取り入れる
5. どうしたらお客様に喜んでいただけるか常に考える

この5つを鑑みると、急成長・リストラ・不祥事・下請け虐め・・
多くの大企業といわれる企業が老舗にはなれないのでしょう。

私ごときですが、ビジネスの本質というのは今も昔も変わりません。
ですので、たとえ会社規模大きくなくとも、従業員が末永く
安心して働ける企業を目指すべきと、この5つの神髄見て思いました。

100年後、ミカロジが老舗になってるといいなぁ。

2024.03.29

No.514【他の条件は与えてしまう】

私が法律家として成功した理由は、
もし7番目の条件が一番重要であると考えた場合
その7番目の条件を獲得するために
他の6つの条件はいつでも相手方の弁護士に与えることにしたからである。

米元大統領リンカーンのお言葉です。
過去2度訴えられて裁判を経験した私には、この考えは凄く理解できます。
ついあれもこれもとなりがちですが、相手も勝利を狙っていますので
一番重要な要件以外は与えてしまった方が結果オーライになるのでしょう。

この経験はその後のビジネス人生においても役立っています。

2024.03.27

No.513【ミカロジ流の広告を考える】

マーケティングの勉強です。
1. 読み手の悩み欲求に共感を仰ぐ
2. その悩みの原因解決のための有益情報を伝える
3. 広告の商品が最高の解決法と伝える
4. 多くのベネフィットを魅力的に伝える
5. 今すぐレスポンスをしてもらうクロージングを行う

これはBtoC手法なので、すべてがBtoBのミカロジには
当て嵌まりませんし、3.4.5.で賛同しかねる部分もあります。

ですので、この5つの教えの良いとこ取りをしながら
ミカロジ流の広告を考えていきたいと思います。

こういう時間は結構好きなので、、、

2024.03.25

No.512【社長の思いつきも、時には・・】

先日ふと思いつきで自案を社員たちに伝えました。
すると、それをきっかけに私が思っている以上の良い方向に
社員たちが話を進めるようになりました。

本来、社長の思いつきなどは百害あって一利なしなんですが、
今回のことを踏まえてみると、時にはありなのかもと
勝手解釈をしています。

この案が社員たちの手でどこまで良い方向に進むか楽しみと同時に
やっぱり社長の思いつきは決して良くはないと肝に銘じます。

2024.03.22

No.511【労苦の中に放り込む】

人間は安楽に満足していきたいと思うが、自然は人間が安楽と無為の満足に
甘んじさせず労苦や労働に打ち克つ手段の発見に知恵を絞らせようとして
労苦や労働の中に人間を放り込む。

まさしく私の経営者人生を歩んできた道のようです。
起業当初はブローカーでトントン拍子に売上上がり、
「おっ、このまま安楽にいけるぞ!」と調子に乗っていたら
自然が「お前なに調子に乗ってんだ!」と
会社買収からの5期赤字という倒産危機の労苦に私を放り込む。

あれから何年も経っていますが、最初のツケが大きかったせいか
未だに労苦や労働の中にいますし、それに打ち克つ知恵も絞れていません。

早く安楽に満足したいなぁ、、

2024.03.18

No.510【ワンマン経営は行き詰まる】

ワンマン経営は、その時その時は話が早いから良いが、必ず行き詰まる。
どんなに優れたトップでもすべて一人でできるわけではない。
トップの仕事を「トップ一人で行う仕事」から「チームで行う仕事」に変えて
中心メンバーに責任を持たせるようにする。

一昔前にはワンマン社長はかなり見受けられました。
またカリスマ社長といわれる人もワンマン経営に近いかもしれません。
今まではそれで経営は成り立っていたかもしれませんが
この教訓のようにこれからのワンマン経営はかなり厳しくなるでしょう。

お陰様で私はワンマンになれるほどの実力がありませんので
かなりの領域および権限を部下たちのチームに任せています。
といって、自分では気づいていないワンマンな部分があるかもしれませんので
会社が行き詰まらないよう再点検してみます。