2024.07.22

NO.561【的確なアプローチができる】

ターゲットを絞り込む。絞り込みながら、顧客ニーズを汲み上げていく。
ターゲットを絞ると狭い市場にアプローチするような錯覚を起こすが
これはまったくの誤りで、具体的なターゲットを考えると
的確なアプローチができる。

これは私も体感しています。
独立当初は、あれもこれもと狙いがちでしたが、あれもこれもでは
ターゲットが広すぎて、どのお客にも響きませんでした。
ですので、思い切って具体的にターゲットを絞り込んでみましたら
この文章のように的確なアプローチができるようになりました。

最初はターゲットを絞り込むというよりは、その他のターゲットを
捨てることに勇気がいりましたが、この手法を学んだことが
今なんとか経営できているといっても過言ではないかもしれません。

ちょっと言い過ぎかな???

2024.07.19

NO.560【同業者と殴り合っている場合ではない】

価格競争型企業はいつも、同業者と価格競争にさらされる。
仕事を取った取られたといった、まさに喧嘩ビジネスの中で
辛うじて生存してると言っても過言ではない。
中小企業の8割がこの価格競争型とのデータもある。

「戦わずして勝つ」競争が嫌いな私は、わたしなりに
この経営戦略を行っているつもりですが、知らず知らずのうちに
中小企業の8割に入っているかもしれません。

この文章のように8割の中で喧嘩ビジネスをしていれば
辛うじてでしか生き残れませんし、長生きなど到底無理でしょう。

ですので、中小企業経営者は、残りの2割に残るべく
如何に喧嘩ビジネスをしないかを日々考えなければなりません。

そこの社長さん、同業者と殴り合ってる場合ではないですよ!

2024.07.17

NO.559【自ら進んで断食して死ぬべき】

ところがいまや、領民が飢えに苦しんでいても、
平然と見過ごされています。
これほど嘆かわしいことがあるでしょうか。
ここでなんらかの救済策が講じられればいいですが、
それができない場合、治者は自らの罪を天に謝り、
自ら進んで断食して死ぬべきです。

二宮尊徳先生が今の政治家にも説教しているようですね。

と毎度の政治家批判ではなく、しっかりと尊徳先生のお言葉を
自分の戒めとして、社員が安月給で苦しんでいないか、
自分だけが高給を取っていないかをしっかりと認識し、
そうならないための対策を実行しなければなりません。

とはいっても、やっぱり今の政治家に尊徳先生のお言葉を
突きつけてやりたいよなぁ。

2024.07.15

NO.558【社長の頭の中の古い細胞がやっかい】

新しい細胞が生まれて古い細胞が排出される新陳代謝。
変化の激しいこのご時世、組織も古い細胞だけでは生き残れず、
今まで以上に新陳代謝が求められる。
特に社長の頭の中の古い細胞。これがやっかい。

何かに書いてありました。

ガ~ンと頭を殴られた社長さんは多いのではないでしょうか。
かくいう私もその一人です。

特に中小企業の社長さんほど「俺がやってきた」という強い自負があります。
それはそれで大事なのでしょうが、この文章にもありますように
変化の激しいこの時代では、もう間違いなく社長の頭の中の古い細胞
「俺がやってきた」は通用しないのでしょう。

ですので、その癖がある私も思い切って自分の自負を捨てて
若い社員や女性従業員たちの新しい細胞が生まれる環境を作っていきます。

ちょっと寂しい気もしますが、、

2024.07.12

NO.557【楽譜は経営理念】

明日の組織のモデルはオーケストラである。
250人の団員はそれぞれが専門家である。
チューバだけでは演奏できない。演奏するのはオーケストラである。
オーケストラは250人の団員全員が同じ楽譜を持つことによって演奏する。

難しいドラッカーの割にはこの文章は分かり易いですし、
さすがにドラッカー氏で、本当にその通りだと思います。
またここでの楽譜は会社組織では経営理念に当たるでしょう。

従業員たちはそれぞれの担当を持っているけれど、個人では経営できない。
ミカロジでは30名全員が同じ経営理念(楽譜)を持つことによって
初めてしっかりと経営ができる。

あらためて経営理念(楽譜)の大切さを実感します。

難しくて敬遠しがちなドラッカーだけど、中にはこのように
分かり易いことも書いてあるので、もう少しちゃんと勉強してみよう!

2024.07.10

NO.556【頭でっかちに注意】

「修養」自分を磨くことは、どこまで続ければよいのかというと、
これは際限がない。ただし、この時に気をつけなければならないのは
頭でっかちになってしまうことだ。自分を磨くことは理屈ではなく、
実際に行うことだ。

「知識」と「知恵」とも同じかもしれません。

頭でっかちはよくありがちですね。
私なども、セミナーでコンサル先生の話を聞いたり、
ビジネス本などを読んだ後には知らなかった知識が頭に入り
結果勉強した気になり頭でっかちになってしまいます。

この文言のように、実際に行って初めて「修養」に繋がるのでしょう。

不器用・単純な私ですので、このことを頭に入れて
勉強する際にはあれもこれもと知識を埋め込む頭でっかちにならずに
ゆっくり一つずつ学んだことを実際に行うように心掛けます。

同時にすぐ知識をひけらかす悪い癖にも注意します。

2024.07.08

NO.555【追いかけている幸せとは?】

死を実感したことで、
自分が追いかけている戦いの先に求めている幸せはない、と気づいた。
大病を患った経営者のお話です。

これ読んで思いましたが、死を意識しなくとも、どれだけの経営者が
自分が追いかけている戦いの先に求めている幸せがあるのでしょうか?

安易な売上目標、過度な従業員へのノルマ、単なる価格競争
こんな戦いを日々続けていて、本当にその先に幸せはあるのでしょうか?

と他人批判ではなく、私もそういう無益な戦いをしていないか
自分が追い求めてる戦いの先に従業員の幸せがあるのか?

もう一度じっくりと考えてみたいと思います。死を実感しなくとも。

2024.07.05

NO.554【社内に笑顔と笑い声があるか】

「社内に笑顔と笑い声があるか」
これをミカロジの指標の一つにしています。

会社買収から5年で100名上退職者を出したときには
笑顔や笑い声はほとんど皆無の状況でした。
私自身も笑っているつもりでも「社長目が笑っていません」

社内の雰囲気が悪い・〇〇ハラ蔓延る・派閥や無益な競争が
あるような会社は長期的な発展は絶対にできません。
笑顔皆無の状況を経験して、本当にそう思いました。

ですので、「不機嫌な態度は許さない」「思いやり三原則」
「楽しく働く!」と徐々に、笑顔や笑い声が増えるような
行動指針や経営理念を作ってきました。

といってもまだまだ道半ばですので、普段から従業員の
会話をチェックして、社内に笑顔と笑い声があるかを確認しています。

但し、どんなに社内に笑顔と笑い声があっても
社長の経営戦略低ければ会社は発展しません。

ここを忘れないよう肝に銘じます、、

2024.07.03

NO.553【社員が委縮するような人間関係の会社は】

いつも来る営業マンA君が、先日初めて上司を連れてきました。
「あれっ、A君いつもと違うぞ」

当然上司と来るのですから、いつもと違って当たり前なのですが
それ踏まえてもなんか様子が変でした。

よくよく観察してみると、あきらかにA君が委縮しています。
「こういう関係は良くないなぁ」
ミカロジ経営理念【楽しく働く!】を掲げているせいもありますので
ついそういう視点で捉えてしまいます。

これはその上司に問題があるのか?
はたまたその会社自体がそういう体質なのか?

他社のことを私ごときがとやかく言う資格はありませんが
人の振り見て我が振り直せで、せめて【楽しく働く!】のミカロジでは
社員が委縮するような人間関係は作らないと、いつもの明るいA君の
変わり様を見て思いました。

2024.07.01

NO.552【自分の仕事が奪われる不安に勝てなかった】

アメリカの物流事情という記事を目にしました。
倉庫内ロボットを採用した物流企業では、
96人の作業が25人で足りるようになった。
社長は「解雇ではなく自然に辞めていった。
自分の仕事が奪われる不安に勝てなかった」

リストラが当たり前のアメリカですので、
この社長のコメントは鵜呑みにはできないでしょう。

それでもいずれ日本の物流会社でも似たような状況に
なることは間違いありません。

その時に「自分の仕事が奪われる不安に勝てなかった」
と従業員に言われないような環境を今のうちに
作らなければならないでしょう。

ロボットがやるなんて、、、大変な時代になりましたね
ついボヤキです