NO.556【頭でっかちに注意】
「修養」自分を磨くことは、どこまで続ければよいのかというと、
これは際限がない。ただし、この時に気をつけなければならないのは
頭でっかちになってしまうことだ。自分を磨くことは理屈ではなく、
実際に行うことだ。
「知識」と「知恵」とも同じかもしれません。
頭でっかちはよくありがちですね。
私なども、セミナーでコンサル先生の話を聞いたり、
ビジネス本などを読んだ後には知らなかった知識が頭に入り
結果勉強した気になり頭でっかちになってしまいます。
この文言のように、実際に行って初めて「修養」に繋がるのでしょう。
不器用・単純な私ですので、このことを頭に入れて
勉強する際にはあれもこれもと知識を埋め込む頭でっかちにならずに
ゆっくり一つずつ学んだことを実際に行うように心掛けます。
同時にすぐ知識をひけらかす悪い癖にも注意します。
NO.555【追いかけている幸せとは?】
死を実感したことで、
自分が追いかけている戦いの先に求めている幸せはない、と気づいた。
大病を患った経営者のお話です。
これ読んで思いましたが、死を意識しなくとも、どれだけの経営者が
自分が追いかけている戦いの先に求めている幸せがあるのでしょうか?
安易な売上目標、過度な従業員へのノルマ、単なる価格競争
こんな戦いを日々続けていて、本当にその先に幸せはあるのでしょうか?
と他人批判ではなく、私もそういう無益な戦いをしていないか
自分が追い求めてる戦いの先に従業員の幸せがあるのか?
もう一度じっくりと考えてみたいと思います。死を実感しなくとも。
NO.554【社内に笑顔と笑い声があるか】
「社内に笑顔と笑い声があるか」
これをミカロジの指標の一つにしています。
会社買収から5年で100名上退職者を出したときには
笑顔や笑い声はほとんど皆無の状況でした。
私自身も笑っているつもりでも「社長目が笑っていません」
社内の雰囲気が悪い・〇〇ハラ蔓延る・派閥や無益な競争が
あるような会社は長期的な発展は絶対にできません。
笑顔皆無の状況を経験して、本当にそう思いました。
ですので、「不機嫌な態度は許さない」「思いやり三原則」
「楽しく働く!」と徐々に、笑顔や笑い声が増えるような
行動指針や経営理念を作ってきました。
といってもまだまだ道半ばですので、普段から従業員の
会話をチェックして、社内に笑顔と笑い声があるかを確認しています。
但し、どんなに社内に笑顔と笑い声があっても
社長の経営戦略低ければ会社は発展しません。
ここを忘れないよう肝に銘じます、、
NO.553【社員が委縮するような人間関係の会社は】
いつも来る営業マンA君が、先日初めて上司を連れてきました。
「あれっ、A君いつもと違うぞ」
当然上司と来るのですから、いつもと違って当たり前なのですが
それ踏まえてもなんか様子が変でした。
よくよく観察してみると、あきらかにA君が委縮しています。
「こういう関係は良くないなぁ」
ミカロジ経営理念【楽しく働く!】を掲げているせいもありますので
ついそういう視点で捉えてしまいます。
これはその上司に問題があるのか?
はたまたその会社自体がそういう体質なのか?
他社のことを私ごときがとやかく言う資格はありませんが
人の振り見て我が振り直せで、せめて【楽しく働く!】のミカロジでは
社員が委縮するような人間関係は作らないと、いつもの明るいA君の
変わり様を見て思いました。
NO.552【自分の仕事が奪われる不安に勝てなかった】
アメリカの物流事情という記事を目にしました。
倉庫内ロボットを採用した物流企業では、
96人の作業が25人で足りるようになった。
社長は「解雇ではなく自然に辞めていった。
自分の仕事が奪われる不安に勝てなかった」
リストラが当たり前のアメリカですので、
この社長のコメントは鵜呑みにはできないでしょう。
それでもいずれ日本の物流会社でも似たような状況に
なることは間違いありません。
その時に「自分の仕事が奪われる不安に勝てなかった」
と従業員に言われないような環境を今のうちに
作らなければならないでしょう。
ロボットがやるなんて、、、大変な時代になりましたね
ついボヤキです
NO.551【念ずれば通ず】
会社買収時、本当に人の問題で悩まされました。
百人単位で人が辞めていきました。
当時は常に、「俺の片腕になるような人が欲しいなぁ」
その都度期待する人は居たのですが、私の指導力不足もあり
中々私が思うような片腕にはなりませんでした。
「またダメか」と落ち込むことも数え切れませんでした。
そでも諦めずに「俺の片腕に・・」想い続けました。
ふと今私の周りを見渡すと「俺の片腕になる人」に囲まれています。
あ~、念ずれば通ずだな~と実感しています。
ですので次は更にステップで
「ミカロジをもっといい会社にして、みんなを幸せにするんだ」
念じ続けたいと思います。
やるぞ~!
NO.550【常に新しい目で物事を見る】
人は一つの考えに囚われがちである。
特に過去の常識から中々離れられない。
しかし時代は刻々と移り変わっている。
だから指導者は過去の常識や固定観念に囚われることなく
常に新しい目で物事を見ていかなければならない。
言うは易し行うは難しでしょう。
大企業経営者や政治家先生たちが、過去の常識や固定観念に
囚われたままなので、不祥事や政治裏金問題が無くならないのでしょう。
と毎度の大企業・政治批判ではなく
私自身も気づかずに時代が変わっているのに
過去の常識や固定観念に囚われたままなのかもしれません。
それを打破するには、若い人や女性の人たちの意見を素直に聞く、
違う業界の人たちとの接触を増やす、常に最新の情報にアンテナを張る
こういった取り組みが必要でしょう。
「老害」と言われないためにも、、
NO.549【面と向かったコミュニケーションは大事】
どんなにネット・SNS・AIなどが発達しようと
会社を良くするには面と向かったコミュニケーションが大事だと思います。
特にコロナ禍、リモートワークが定着しましたが
それでも私が思うに面と向かったコミュニケーションは必要だと思います。
もちろんリモートで上手くいってる会社さんもあるので
全否定をするわけではありません。
また面と向かう環境があっても会話が苦手で上手にコミュニケーションを
取れない人もいるでしょう。
ですので、経営者はその環境に応じた形でなるべく面と向かった
コミュニケーションを取れるような工夫が必要だと思います。
ミカロジは職種上リモートはできませんので面と向かう環境はありますし
会話が苦手な人ように社内のSNSも活用していますので
私なりに思う面と向かったコミュニケーションは整っていると思います。
イコール社内雰囲気も多分良いと手前味噌ながら感じています。
ただ一点、私のコミュニケーションがうるさいと感じる人もいるようなので
この点は注意したいと思います。
NO.548【いろんな心得が必要】
三井家「支配勤め集」というのがあります。
たとえ町人にでも、一店の主人になる者には、いろんな心得が必要である。
人は十のうち、六つの点で良く、四つの点で悪い場合は上と見立てる。
それぞれが五の場合は中と見る。それでは六つ悪いものを持っているを
持っている場合、下とみるべきか、いやいやそれは使い方によって
上に行く可能性を持ってるものだ。ここが評価の難しいところである。
それよりもむしろ九つ良く一つが悪いといった者には油断しないでほしい。
この者は大事をしでかす恐れがあり、注意すべきである。
いつの時代も人の使い方の難しさはおんなじですね。
特にここでは、九つ良い人への捉え方が私的に参考になりました。
九つまではいかなくても、七つ・八つ良い人に大事をしでかされた
苦い経験がありますので。
あらためて自分なりの「いろんな心得」というものを
この三井家「支配勤め集」を参考に会得していきたいと思います。
NO.547【新たなビジネスモデルの見つけ方】
新たなビジネスモデルは、あなたの会社のこれまでの
失敗・屈辱・手持ちのカードの中に、きっと潜んでいる。
良い文言見つけました!
早速ミカロジに当てはめです。
失敗=ブローカー時代の自惚れ・5期連続赤字・大量の退職者
屈辱=数百万円逃げられる、2度訴えられる
手持ちのカード=女性中心メンバー
書き出してみましたが、
これでパッと新たなビジネスモデルは浮かびませんでした。
文章最後に、「きっと潜んでる」とありますので、
そんな簡単には新たなビジネスモデルはできないのでしょう。
ですので、この私の失敗・屈辱・手持ちのカードを思い浮かべながら
ミカロジ新たなビジネスモデルを考案してみたいと思います。
久々、屈辱思い出して、ちょっとイラっと、、
