No.450【戦術と戦略の違い】
あの島を奪うのには、どれだけの兵力と武器が必要でどこから攻めるかが戦術。
戦争に勝つためにはどこの国と同盟を結び、どのような産業を興し
どうやって情報を集め、国際世論にどうアピールして味方を増やすかが戦略。
分かりやすい説明ですし、ビジネスも一緒だと思います。
如何に社長は、戦術を社員に任せて、ビジネスで勝つために自分は戦略を考えるか?
この辺が明確になっていませんと、いつまでも社長が戦術レベルでものを考えては
とてもじゃないですが、勝つビジネスはできないでしょう。
といって、私が戦略と戦術の区別ができているかは甚だ疑問ですが、
少しでも勝つビジネスになるように戦略を考えていきます。
No.449【飛び込み・テレアポさせてないよな?】
飛び込み営業が来たとき、「忙しいのに来るんじゃない!」(怒)
テレアポ電話かかってきたとき、「なんど電話してくるんだ!」(怒)
飛び込みやテレアポ対応に社長自ら及び従業員にも邪険な対応させる会社ありますよね。
私の飛び込みやテレアポ経験上、そういう対応されるとかなり凹みます。
勝手に会社に来たり電話かけているので、仕方ないと言えば仕方ないのですが、
そういう邪険な対応させる社長さんは、まさか自分の社員には飛び込みやテレアポは
させないだろうなぁと勘繰ります。
当然飛び込みやテレアポにはつらい経験がついて回りますので、
もし自社の社員にやらせているならば、せめても会社に来た飛び込みやテレアポには
丁寧な対応をすることが大事なのではと、どうでもいいことを考えてしまいました。
きっと暇なのでしょう・・・ちゃんと仕事しよっ!
No.448【海へ漕ぎ出したいという願望】
「もし船を造りたいのなら、男たちをかき集めて森に行かせ、木を集めさせ、ノコギリで切って厚板を釘で留めさせるのではなく、海へ漕ぎ出したいという願望を男たちに教えねばならない」
なんかこういうのいいなぁ。
やれノルマだ!やれコスト削減だ!というのではなく
「お客様を喜ばせよう!」「良い仕事をして給料高くしよう!」
という願望を社員に教えたい!
単純なので、なんでも真似っこ、、簡単ではありませんが。
No.447【「ワクワクしすぎて・・」】
「ワクワクしすぎて引退したくない。もう少しやりたい」
ソフトバンク孫社長のコメントが出ていました。
さすがカリスマ経営者です。事業意欲が尽きないのでしょう。
ただ同時に、「社員さんは大変だろうなぁ」同情します。
カリスマ経営者が元気なうちはいいですが、いずれいなくなります。
ワクワクしすぎて・・会社規模が更に大きくなってからカリスマ不在になれば
それはそれで残された社員さんたちは事業継続に悩まされるのではないでしょうか?
なので、「ワクワクしすぎて」を事業意欲ではなく後継者育成の方に気持ちを
切り替えていく方が大事なのではないかと、規模は違えど一経営者として思いました。
No.446【経営者は社内情報には・・】
経営者たるもの、社内情報に精通していなければなりません。
かといって、「何でも俺に報告しろ」の重箱の隅を突くようでも弊害があるでしょう。
また全く社内情報にも疎いのもこれまた問題です。
このバランスが難しいように思います。
また会社規模によっても違ってくるでしょう。
ミカロジはたった30名ですので、おおよその情報は掴めているつもりです。
また一言程度でも必ず毎日全従業員と会話はしています。
ですが、重箱の隅を突いてもいけませんので、
ときには見て見ぬふりや聞こえないふりをしたりもします。
と偉そうに言っていますが、実は私が知らない社内情報は
私が思っている以上にあったりして、、ムムム
No.445【業績厳しくなったときこそ】
業績が厳しくなってきますと、まず目に行くのがコスト削減です。
その中には協力会社さんのコストも含まれるでしょう。
コスト削減で手っ取り早いのが、この協力会社さんのコストです。
「悪いけど〇%下げてね」酷い場合はこれで済んでしまいます。
ところが、当たり前ですが協力会社さんも経営していますので
これを安易に受けてしまえば連鎖反応で協力会社さんの業績も厳しくなります。
普通に考えれば誰もが分かることなのに、自社の業績が厳しくなりますと
この図式が頭から抜けてしまいます。
経営を長い目で見れば協力会社さんを大切にすることが自社の繁栄にも繋がりますので
業績が厳しくなったときこそ、安易に協力会社さんの値下げに手を付けず
違う形で業績回復を目指すことが大事なのではないでしょうか?
と、自分自身に言い聞かせています。
No.444【上から目線にならないように自重する】
社長になって20年弱が経ちます。また56歳という年齢ではビジネス上出会う人は
年下の人の方が圧倒的に多くなってきました。
「社長」と言われ続けている俺、威張り癖の俺、自分中心で喋る俺、などなどの状況で
如何にこのご時世、年下の人たちに〇〇ハラにならないようにしなければなりません。
社長は偉くはないと威張らない、自分中心で喋らない
女性との会話には十分注意する、くだらないギャクで無理して笑わせない・・
とにかく上から目線にならないように自重することを心掛けなければなりません。
若いときのように「ミカド君だから仕方ないね」は通用しないことを胸に刻んで・・
No.443【縁は異なもの味なもの】
ミカロジ規模では新卒採用というものは行っておりません。
ですので、人が必要になったときに募集を掛けます。
応募してくる人は自分が働きたいときに職を求めます。
この両者のタイミングが合った時に初めてお互いが出合います。
このタイミングが少しでも違えば、お互い合うことは永遠にないでしょう。
(ちょっと大げさですが、、)
今一生懸命ミカロジで頑張ってくれている従業員のことを考えますと
このちょっとしたタイミングが合わさって出会ったなぁと感慨深いです。
「縁は異なもの味なもの」昔の人は上手いことを言いますね。
これからもこの縁を大切にしていきます!
No.442【悪いときも必要】
良いアイディアが生まれるのは、儲からなくて何とかしようと苦しんでいるときである。
だから私は儲かることをあまり喜んでいない。
ある経営者
儲かることを喜ばないとは少しマユツバですが、経営には良いときも悪いときもあるので
この良いアイディアが生まれるときのように、良いときはいいとしながらも
悪いときも社長としてその現状を素直に受け入れることが必要なのでしょう。
私的には、ここ最近お陰様であまり悪いときがありませんでしたので、
良いアイディアを生もうとする強い気持ちが足らなかったかもしれません。
ですので、そろそろ襲ってくるかもしれない悪いときを
良いアイディアを生むチャンスと捉えて素直に受け入れます。
でも本心は・・やっぱり儲かることは嬉しいし、悪いときは嫌だよなぁ、、
No.441【仕事に熱意を持ってもらうには?】
仕事に熱意、日本5%、世界平均23%。調査した145ヵ国で日本は最低。
日本が低い理由として「経営陣がエンゲージメントを高める手法を知らない」
この改善のためには「普段から社員と会話すること。いい仕事をしたら認めて誉める」
記事に出ていました。
ものすごく共感します!
私見ですが、エンゲージメントを高める手法を知らない経営陣とは
一昔前の昭和世代を生き抜いてきた社長さんが多いと思います。
当時は会社からエンゲージメント云々などとは皆無だったでしょうし
ひたすら働くことに必死だったのでしょうから、手法を知らないのもわからなくもありません。
かといってだから良いとはなりませんので、苦手かもしれませんが
「普段から社員と会話すること。いい仕事をしたら認めて誉める」を
心掛けることが求められます。
ミカロジ経営理念「楽しく働く!」
生意気ですが、社員との会話やいい仕事を誉めるのは得意かもしれません。
ですが、自惚れずにこれからも社員のエンゲージメント高める努力をしていきます!