2024.06.12

NO.546【俺がやった方が・・】

「俺がやった方が上手くできるし、早く終わる」
多くの中小企業社長が、一度は部下に任せるが、
結果自分でやっちゃうという話を聞きました。

私もそういう社長に仕えましたし、また見てもきました。
特に創業社長に多いようにも見受けられます。

気持ちは分かりますが、常にこの状態だと部下は育ちませんよね。

私も創業社長ですが、自分自身の業務能力の無さは自覚していますし
面倒臭がり屋も多分に加わりまして、「部下がやった方が上手くいく」
常にこのスタンスを貫いています。

途中紆余曲折もありましたが、創業20年弱、「部下がやった方が」を
貫いて良かったと、今の部下たちを見て痛感しています。

2024.06.10

NO.545【意味のある内容を単刀直入に】

洗練された文章が売り上げに繋がることは殆どない。
重要なのは何を言うかであり、どう言うかではない。
意味のある内容を単刀直入に伝える方が、
大して意味のない美辞麗句を連ねるより、相手の気持ちを動かす。

ダイレクトメールのキャッチコピーをいつも考えていますので
この指摘はとても参考になります。

「売上NO1」「多くの人に支持されています」「安心安全」
「リピート率〇%」「厳選された」「とにかく安い」

数え上げればキリがありませんが、似たようなフレーズの
キャッチコピーで世のダイレクトメールは溢れかえっています。

当然、顧客や消費者には響かないでしょう。

ですので、ダイレクトメールの作り手は、いかにこの指摘のように
「意味のある内容を単刀直入に」を考えるかが大事です。

で考えた、私なりのキャッチコピーは
「物流を楽にして、本業に集中しませんか!」

意味ある内容で、単刀直入でしょうか???

2024.06.07

NO.544【やり方いかんによる】

国には常強なく、常弱なし。
国家そのものには、永久に強い国も無ければ、永久に弱い国も無い。
国の強弱は、やり方いかんによる。

何かで目にした言葉です。

なんでも経営に置き換えたがる悪い癖ですが、
企業にも常強なく、常弱なし。
企業そのものには、永久に強い企業も無ければ、永久に弱い企業も無い。
企業の強弱は、やり方いかんによる。

会社経営していれば、良いときも悪いときもあります。
ですので、良いときは良いときなりの、悪いときは悪いときなりの
やり方を経営者が心掛けるべきなのでしょう。

とはいってもそれが出来れば苦労しませんよね。
ですので、経営者は常にやり方の勉強を続けなければならないのでしょう。

常強目指して!

2024.06.05

NO.543【大企業の本当の利益って?】

「過去最高益」という大企業の決算ニュース見て
「この会社の本当の利益ってどこから出てるのだろう」

いまだに無くならない大企業の検査偽証・粉飾決算・下請け虐めなどの
不正のニュース。

「過去最高益」のもとで、どれだけ多くの人が泣いているのでしょうか?

まったくもってお門違いかと思うときも無くは無いですが
それでもほぼ毎日の大企業不祥事ニュース見て思ってしまいます。

同時に、中小企業経営者も大企業に虐められない強い経営を
目指さなければなりません。
私も肝に銘じます。

2024.06.03

NO.542【自分の足を自分の腹に食わす】

君主は人民の生活の安定を心掛けなければならない。
人民から重税を取り立てて自分が贅沢するのは
あたかも自分の足の肉を裂いて、自分の腹に食わすのと同じである。
満腹になったときに体が弱ってしまい死んでしまう。
天下を安泰にしようとするなら、まず君主自ら姿勢を正す必要がある。

何かの古典に出ていました。

自分の足を自分の腹に食わすとはおっかない表現ですが、
実際に贅沢三昧で会社をダメにした経営者は数多いるでしょう。

自分の足を裂いてなどは、想像するだけでも気持ち悪いので
もし贅沢な気持ちが芽生えたら、この表現頭に思い浮かべると
良いかもしれないですね。

そんなことないか、、

2024.05.31

NO.541【ノルマは百害あって一利なし】

日々多くの営業マンがミカロジを訪れます。
勉強も兼ね、あえて積極的に営業マンの話を聞くようにしていますが
「最近営業の上手な人がいないなぁ」素直な感想です。

営業マンの素材としては良い人はたくさんいるのでしょうが
皆ノルマという重圧によって、本来の力が発揮されないのではと
勝手ながら想像してしまいます。

それほど営業上手な人を見かけません。

ですので、人の振り見て我が振り直せ方式で
「ノルマはないよ」「思いきり自由にやれよ」「最後は俺が責任を取る」

と言いたいところですが、まだそこまで踏ん切りつかない私です。

でもノルマで縛られた営業マンはホントかわいそう、、

2024.05.29

NO.540【自分で変われる人を採用する】

他人は変えられない。自分が変わるしかない。

この文言はよく聞きます。
長年経営してても、本当にその通りだなぁとも思います。

しかしその反面、中には自分で変われる人も見てきました。
もちろん良い方にです。
ですので、経営者は如何にそのような自分で変われる人を
探し出してくるか?これも大事な仕事なのではとも思います。

今のミカロジには手前味噌ですが、自分で変われる人が沢山います。
決して私自身が事前に見抜いて採用したわけではありませんが。

もしかしたら、私自身がまったく変われないので、
皆が変わらざるを得なかったのかもしれません。

なんにせよ、人には恵まれています。

2024.05.27

NO.539【年功序列は嫌いなので】

一昔前の日本企業は年功序列が当たり前でした。
生意気盛りの若かりし頃の私は、その年功序列に反発をして
いつも年上上司に噛みついていました。

さすがに令和のこの時代、以前よりは年功序列の企業も
少なくなってきたようですが、それでもまだ昔のままの
年功序列企業もそれなりにあるのでしょう。

ミカロジでは以前から年功序列の制度は取っていません。
やる気がある人がいたら、積極的に責任ある立場を任せます。
すると当然年長者や先輩の中でやっかみや不満を持つ人が増え、
それなりの数の人がミカロジから去っていきました。

ときには今までミカロジで頑張ってくれたのにと葛藤もありましたが、
「やっぱり俺は間違っていなかった」と10年ぐらいに先に
答えが出ることを信じて、割り切るようにしました。

2024.05.24

NO.538【モノを言い易い空気を作る】

大切なのは形ではなく経営者の心構え。
つまり衆知を集めて経営することを知って、努めて皆の声を聞き、
また社員が自由にモノを言い易い空気を作ることである。
そういうことが日常的にできていれば、事にあたって経営者が
一人で判断しても、その判断の中にすでに皆の衆知が生きている。

松下幸之助氏の有名な衆知のお話です。

「衆知を集める」と理屈ではわかっていても、
経営者という立場になると色々なモノが邪魔をして中々実践できません。

かくいう私もその一人です。
ですので、いきなり衆知を集めるところまでいかずに
先ずは社員が自由にモノを言い易い空気を作ることから
始めてみたいと思います。

これはこれで難しいでしょうが、衆知経営目指すために
空気づくりに専念します!

2024.05.22

NO.537【誰かがすでにやったことなら】

どんなに「できる」と信じても、空を飛んだり、透明人間に
なったりすることはできない。けれども誰かがすでにやったことなら
たいていのことは実現できる。

どなたの言葉かは失念してしまいましたが、倒産寸前のときに
「俺より苦労して会社を立ち直らせた人はいっぱいいる」縋った言葉です。

当時は何度も「もうダメだ」と諦めかけていた自分がいましたが
本当にこの「誰かがすでにやったことなら」の言葉には救われました。

でもあまりの辛さに、空を飛んだり、透明人間になる方が確立が高いのでは?
とくだらない考えが頭を過ったことも事実です。