No.380【本業に全精力を注ぐ】
知り合いの知り合いの会社さん、本業は製造業なんですが
暇になったので、軽自動車を購入して社員さんに
宅配業務をさせたという話を聞きました。
しかも内容は下請けの下請け、いわゆる孫請け業務です。
宅配業務は荷物を運ぶだけと一見簡単に見えたのでしょう。
しかし経験がないとかなりのハードな業務ですし、
孫請けではほとんど儲かりません。
おそらく宅配命じられた社員さんは疲弊してしまうでしょう。
ですから経営者は常に本業に全精力を注いで
社員さんが安心して働ける環境を作らなければなりません。
この話を聞いて、私ももっと本業に全精力を注がなければと痛感しました。
No.379【時には時間を掛けては?】
日々ミカロジにも多くの営業マンがやって来ます。
基本私に時間があれば急な飛び込み営業でも対応します。
多くの営業マンに接して感じるのは、厳しいノルマがあるのでしょう
みな成果を焦りすぎています。
私も経験あるので、仕方ないといえば仕方ないのでしょう。
ですが、ノルマの重圧で焦るがために、かえって成果を逃しています。
ですので、時にはノルマを忘れてユックリ時間を掛ける営業も
やってみては如何でしょうか?
と営業マンに言う前に、経営者が営業マンに時間を掛ける戦略を
与えなくてはいけませんね。私も肝に銘じます。
No.378【期待は感情の借金】
あるサッカー選手が、「勝手に期待して、勝手にガッカリしてるだけ」
サッカーファンの心理を言い当てていました。
上手いこと言うなぁと感心です。
ビジネスでは、「期待は感情の借金」という言葉あるそうです。
まだ何も苦労していないのに成功するかもしれない
高揚感を前借りして気持ち良くなる。
でもそのうちそんな簡単に成功できないという現実にぶち当たる。
その時、先に気分良くなったからその分を返してもらうよって
返済迫られてへこむ。これ繰り返して人は夢を失くす。
ファン心理でもビジネスでもあまり勝手に期待するのは良くないのでしょう。
私自身も似たようなところがありますので、気を付けます。
No.377【社長ズレてます!】
あるカツラを被った怖い上司がいました。
部下はカツラと分かっていますが、その話題には一切触れません。
ある日その怖い上司と部下が顧客先に行ったとき、
直前のエレベーターの中で上司のカツラがズレてる事に部下は気づきます。
さあ、部下のあなたは、その上司にどう対応しますか?
という設問が出ていました。
笑い話的要素の設問ですので、特に明確なことは出ていませんでしたが
その答え如何によって上司と部下の関係性が分かるのでしょう。
「社長ズレてますよ!」
せめて部下にはそう言ってもらえるような関係性を築きたいものです!
一応まだ髪は多少ありますが・・
No.376【社長は気づかせ屋】
「社長は気づかせ屋」どなたかが仰っていた言葉ですが共感です。
社員教育で、教える・叱る・誉める・鼓舞すると色々ありますし
どれも大事な取り組みですが、社員が自ら気づく!環境を作る
これが一番大事なことだと思います。
つい、社員に対しては直接あーだこーだとやってしまいますが、
そこはグッと堪えて、社員が気づいた方がより大きく成長すると
心の中で呟いて、今日も社員が気づく環境つくりに励みます!
No.375【今やろうと思ってます!】
「今やろうと思ったのに言うんだもんなぁ~」
私世代の人はご存じかもしれませんが、昔のTVドラマ
西田敏行さん主演の【池中玄太80キロ】の中での玄太の口癖。
よく笑って観ていました。
ところがビジネスでも似たようなセリフが・・
「あの件進んでいるのか?」
「はい、今やろうと思っています」
結構口にする人多いですが、ドラマのセリフは笑えても
ビジネスでのセリフは笑えません。
フト、部下の「はい、今やろうと思っています」を聞いて
【池中玄太80キロ】を思い出してしまいました。
坂口良子さん、キレイだったなぁ
No.374【ビジネスは戦場?】
ビジネスは銃弾こそ飛び交うことはないが過酷な戦場であり
また異なる形で傷つき時には命を落とす者もいる。
謀略や裏切りの類は珍しくない。「犯罪者と紙一重」
とある経営者はビジネスにおける成功をそう評した。
ビジネス誌に出ていました。
一面そうなのかもしれませんが、この評の戦い方は
レッドオーシャンの中での熾烈な戦いで生き残るビジネスではないでしょうか?
キレイごとかもしれませんが、大きく勝たなくとも
誰も傷つけず・お客様に喜ばれ・コツコツと安定した経営も
ビジネスに於ける成功ではないでしょうか?
ビビり~の私ですので、誰かが傷つき命を落とすような環境で
ビジネスを成功させたいとは思いません。
間違っているかもしれませんが・・
No.373【愚者と賢者の違い】
「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」
この言葉は私の最近のマイブームです。
戦国時代に腕っぷしが強く評価された人が
戦のない江戸時代には全く評価されなくなります。
江戸時代当たり前だった刀やちょんまげの常識が
明治になって非常識になります。
まさしく時代の変化には経験からでは生き残っていけません。
同様にコロナ・戦争・人口減少と時代が大きく変わろうとしている今
過去の経験からしか学ばない人は間違いなく愚者になるでしょう。
なのでミカロジでは賢者にな歴史だけでなく、ビジネス本やセミナー諸々、
経験以外のものから学ぶようにしています。
No.372【この人が居ないほうが】
少し前の話ですが、サッカー国際大会でポルトガルのスター
ロナウド選手が試合出場せずに騒動になりました。
ですがポルトガルはしっかり勝利です。
これ結構ビジネスでもありがちではないでしょうか。
「この人が居なければ」と勝手に思い込んでいたが
実は「この人が居ないほうが」結果が良くなる場合です。
ミカロジでも過去ありました。
「この人が居ないほうが」部下が伸び伸び仕事ができて
結果業績が良くなりました。
ですので経営者は常に、「この人が」居た場合と居ない場合に
組織にどういう影響が出るか考えることが必要かもしれないですね。
No.371【優れた人材に来てもらうには】
相手と対等に振る舞う。これでは自分と似た人材しか来ない。
机にもたれて横目で支持する。これでは小役人しか集まらない。
頭ごなしに怒鳴りつける。これでは最早下僕のような者しか集まらない。
人材招致の極意は、相手に礼を尽くして謹んで教えを受ける。
そうすれば自分より百倍優れた人材が来る。
中々ここまではできませんが、ミカロジに優れた人材に来てもらうため
せめても相手と対応・横目で指示する怒鳴りつけるはしないよう心掛けます。