No.360【仕事をした気になる】
従業員と一緒に現場で汗を流す
営業でお客さんを何社も訪問する
資金繰りで銀行を駆けずり回る
「あ~、俺は今日も1日頑張ったなぁ!」
と仕事をした気になるのが経営者として1番危険だと思っています。
経営者は如何に従業員ではできない仕事
経営戦略や計画立案・将来構想・従業員教育をするか。
この経営者の仕事は即効性がなく、
決して日々仕事した気になるようなものではありません。
なんか偉そうで恐縮ですが、このことを肝に銘じて
私自身も「仕事をした気になる」にならないように心がけたいと思います。
No.359【凄い!の指標】
大きな売上や利益を上げる経営者も凄い
多くの従業員を抱える経営者も凄い
会社を急成長させる経営者も凄い
斬新なビジネスモデルを考える経営者も凄い
投資家から多くのお金を集められる経営者も凄い
時流に乗ったビジネスで儲ける経営者も凄い
色んな凄い経営者が数多くいますが
私の凄い経営者の指標は
ユックリながらも従業員を大切にして、
従業員を成長させながらコツコツ長期間
利益を積み重ねることができる人です。
派手さは全くありませんが、私的にはこういう凄い経営者を
これからもコツコツ目指していきたいと思います!
No.358【「朱」を良くする】
「朱に交われば赤くなる」という諺があります。
政治家になる人は、皆おそらく最初は「国家のために!」
という志があったと思います。
ところが、選挙に受かるため・政争活動に明け暮れると
いつの間にか初志が忘れられ、政治の悪い「朱」に染まってしまいます。
という見方をしています。
ビジネスも一緒でしょう。
最初は、「がんばるぞ!」がいつの間にか会社の「朱」に染まり・・
ですから、経営者は自社の「朱」を徹底的に良くして
社員が自社の「朱」に染まることによって成長するような
ものを作らなければならないでしょう。
と、自分に強く言い聞かせています。
No.357【依存する者は敗者となる】
「依存する者は敗者となる」孫子のお言葉です。
これをビジネスに当てはめてみますと
お客様1社依存・協力会社1社依存・スーパー営業マン1人に依存
社内は属人的業務ばかり・銀行1行依存・・・
他にもまだまだあるでしょうが、この言葉通りに
とにかく依存する怖さを実感します。
「そんなこと言っても、お客さん1社依存を脱却するのは簡単ではない」
という声も聞こえてきますが、何千年前の孫子さんが言ってることなので
必ずや「依存する者は敗者となる」を頭に叩き込んで
諸々依存しないような経営を心掛けていきます!
No.356【(に)と(が)の違い】
営業戦略を考えるときに、お客様を主語にすると
お客様(に)、「話をきいてくれませんか?」なのか
お客様(が)、「話を聞かせてくれよ」
この(に)と(が)には雲泥の差があると捉えています。
(に)はこちら側の都合でお客様に問いかけ
(が)はお客様の方からの問いかけ
私の拙い経験ですが、営業戦略上如何に(が)の形にするかが重要です。
簡単ではありませんが、(に)でなはく(が)になるように
今日も必死に営業戦略を熟考します!
No.355【通信簿オール4を目指そう!】
決算書は「社長の通信簿」と言われています。
5期連続赤字の頃は私の通信簿は当然オール1です。
必死に経営をしていたつもりですが、
情けないですが5年も続けてオール1でした。
ここ最近ようやく業績が回復してきましたので
自己採点ですがオール3ぐらいをつけていいかと思っています。
経営者たるもの常にオール5を目指すべきですが
私の性格上そこを目指すと従業員に負担を強いてしまいます。
ですので程よいオール4を目指そうかと。
それでもまだ道は険しいでしょうが・・
No.354【トイレには女神さまがいるんやで~】
会社買収時から数年間は一人でトイレ掃除をやっていました。
当時は会社が苦しく、精神状態もまともではありませんでしたが
♪トイレには女神さまがいるんやで~
きっと毎日ピカピカにトイレを磨けば女神さまが
この苦境から助けてくれるんだと祈るようにトイレ掃除をしていました。
すると徐々に業績が良くなり始めました。
また従業員との関係も良くなってきましたので
「トイレには女神さまがいるんやで~」と
みんなにもトイレ掃除をしてもらうことにしました。
今度は更に業績が良くなり、離職率も一気に減りました。
本当に、トイレには女神さまがいるんやで~と信じて
今日もみんなでトイレ掃除を行います!
No.353【求める心さえあれば】
「私は衆知を集めるというものより、
求める心さえあればおのずと集まるものだと考えます」
松下幸之助氏
私ごときですが、本当にそう思います。
今の従業員たちと日々一緒に楽しく働けているのも
私の心のどこかに今のこの状況を求めていたのではないかと考えます。
ですから従業員たちに感謝を忘れずに
更にみんなが働きやすい環境を心に求めながら、
今日も頑張ります!
No.352【中小企業様専門】
若い営業マン時代は、大きな売上ばかりを狙っていました。
またそれが格好良いとも本気で思っていました。
ですがその結果、
・成約までに時間が掛かり・競合が多く・価格が厳しい
などかなり難しく厳しい現状に気づきました。
そこからは発想を真逆に変えて
・成約早く・競合が少なく・定価販売ができる
小さな売上を数多く狙う手法に切り替えました。
その成功体験が今のミカロジの「中小企業様専門の物流会社です!」
に繋がっています。
No.351【人の自尊心を満たす】
鉄鋼王アンドリューカーネギーは実は鉄鋼のことはよく知らなかった。
だが人の自尊心を満たすことは徹底的に知っていた。
良い言葉ですね。
単純な私は早速便乗!
ミカロジ社長は実は物流のことはよく知らなかった。
だが人の自尊心を満たすことは徹底的に知っていた。
まだ人の自尊心を満たすレベルには到底及びませんが
実は物流のことはよく知らなかったはカーネギーさんのレベル以上でしょう。