No.433【全社一丸となって取り組む】
大企業不祥事のたびに記者会見でトップの社長が
「再発防止に全社一丸となって取り組みます」
判を押したようなコメントを言います。
きっと見てる誰もが「どうせ無理だろう」と半信半疑でしょう。
大所帯の大企業に一度根付いた企業風土や悪しき慣習を
全社一丸となっての改革は生半可ではできません。
ミカロジたった30名ですが、私が会社買収してから
元々の会社の風土を変えるのに約10年かかりました。
もちろん私の能力不足が大前提ですが、それでも大企業が
「全社一丸となって取り組む」は簡単ではないでしょう。
数年経って同じ会社がまた同じ謝罪コメントを言ってることが
なによりもの証拠でしょう。
No.432【俺らの部署は利益を上げているのに・・】
EC大手本業儲かっているのに、携帯事業参入で巨額赤字というニュースで
「俺らの部署は利益を上げているのに・・」
他部署が赤字の時に出る不満、社内あるあるを思い出しました。
こういったところから社内の不協和音や無益な諍いが生まれるのでしょう。
どんな良いビジネスモデルでも、社内に不協和音や諍いがあれば
長い目で見れば、決して良い経営には結びつきません。
なので、経営者は社内に不穏な空気が出始めたら一刻も早く
手を打つことが大事なのではないでしょうか。
サラリーマン時代「俺らの部署は利益を上げているのに・・」と
散々に言った口ですので、よ~くわかります。
No.431【誰にも負けない強い願望を持つ】
現場は現場スタッフ、営業は営業スタッフ、事務は事務スタッフ
経理は経理スタッフ、みんな私がやるより上手にこなします。
下手に私が手出し口出しをすると、かえって混乱になりますので
全面的に彼ら彼女らを信頼して任せています。
じゃあ、私はなにをやるのか?
当然経営戦略の勉強をするのですが、と同時に
ミカロジを良い会社にするんだ!という願望を
誰にも負けないぐらいに強く持つ!
これが大事なのではないかと考えます。
トップの私が誰にも負けない強い願望を持たなければ
いくらみんなが一生懸命働いてくれても、良い会社にはなりません!
なので今日も強い願望を持って、経営戦略の勉強に勤しみます。
No.430【顧客の心理に入り込む】
百貨店不遇の時代に、伊勢丹新宿本店が過去最高売上を見込んでいます。
社長さん曰く「顧客の深層心理に入り込み、商品を提案する」
顧客の深層心理に入り込む、一見出来そうで意外と難しいよう気がします。
頭ではわかっていても、どうしても売り手側の「売りたい」心理が働いてしまいます。
ですから、冬の時代と言われてる百貨店業界でこれを実践して
過去最高売上を見込む伊勢丹さんは本当に凄いと思います。
パッと真似をするのは難しいでしょうが、顧客の深層心理に入り込むには
実際顧客になって、本当に自社の商品やサービスを購入したり使ってみたり
こういうところからやってみるのも良いかもしれません。
「あの娘の深層心理に入り込む」恋愛にも使えるかも??
No.429【考えるな、感じろ!】
「考えるな、感じろ!」
ブル-ス・リーさん主演【燃えよドラゴン】の有名なセリフですね。
私ごとき深い意味はわかりかねますが、
要は、難しく考えるな、直感で行け!こんな感じでしょうか?
経営においても、グチャグチャ考えたって良い結果には結びつかない
それよりは感じたまま進め!
時にはこういう捉え方も大事でしょうが
大前提として、ブル-ス・リーさんは人の何十倍も努力したうえで
「考えるな、感じろ!」ですから、感じ方が普通の人とは違います。
ですから、経営者も努力もしないで安易に「考えるな、感じろ!」
では大怪我に繋がるでしょう。
その辺をわきまえながら、「考えずに、感じながら」今日も頑張ります!
No.428【足るを知る】
売上至上主義の社長を何人も見てきました。
全てではないでしょうがこの売上至上に共通していることは
・目標設定金額に根拠がない
・利益は後からついてくるスタイル
・従業員が疲弊している
こういったことが挙げられるのではないでしょうか。
最近の私のマイブームは「足るを知る」です。
ですからこの格言に則り、私の能力レベルをしっかりと把握して
無理をしない経営を心掛けるようにしています。
更に最近「足るを知る」の後に続く言葉があることを知りました。
「足るを知る者は富み、努めて行う者は志あり」
益々この言葉が好きになりました。
No.427【自分の夢に責任を取れ!】
過去には責任を取ろうとするのに
どうして夢には責任を取ろうとしないのか?
それは自分の夢ではないのか?
自分の夢はこれだと高く掲げたものではないのか?
それほど弱いのか?勇気がないのか?
もっと自分の夢に責任を取る勇気を持て!
熱い言葉に出会いました。
特段高く掲げた夢はあるわけではありませんが
少ないですが従業員30名いる会社ですので
この従業員たちが安心して働ける環境をずっと続ける!
という私の夢に責任を取るべく、これからも頑張っていきます!
熱い言葉をありがとう!
No.426【横文字にはご注意を!】
マーケティング系の展示会に行きますと
若い方たちが一生懸命丁寧に説明してくれます。
マーケティングは興味がありますので必死に聞いていますが
その説明の最中、急に横文字が入りますと
55歳の私の頭の中は一気にクラッシュ!します。
こうなるともう後の説明が頭に入りません。
業界が同じ人同士の会話なら横文字もあるでしょうが
違う業界や私のような中年おじさん相手には
くれぐれも横文字は注意するように若者に訴えたいです。
さらに、過度な横文字は販売機会も失いますよ!
老婆心ながら・・
No.425【厳しい事実を直視する】
違いをもたらすのは困難にぶつかるかぶつからないかではない。
人生の中で必ずぶつかる困難にどう対応するかだ。
厳しい状況にぶつかったとき、最後に必ず勝つという確信を失ってはならず
同時に自分の置かれている現実の中で最も厳しい事実を直視しなければならない
5期赤字の倒産寸前の時にすがりついた言葉ですが
正直どこまで厳しい事実を直視できたかはわかりません。
でも手前ミソですが、今なんとか経営を続けられているのは
当時の厳しい事実を直視して、最後に必ず勝つという確信を
もって事に取り組んだからではないかと思っています。
この自惚れがいけないのかもしれませんので、
もう2度とあの厳しい事実が来ないように
気持ちを入れ替えて経営していきます。
No.424【経営者の実力】
経営者の実力を測る指標は様々です。
ですから「この経営者は凄い」という視点もみな違うのかもしれません。
それでも敢えて私なりに一つ上げるなら、
常に「定価販売」ができているかという指標を上げたいと思います。
安易な値下げ、ライバルとの熾烈な争い・過度なコスト削減
会社や従業員が疲弊するような値下げ販売をするのではなく
みんなが安心して働ける環境づくりや将来の投資のために
常に「定価販売」を続けられる経営者が実力があると思っています。
あくまで私見ですので、ご了承の程お願いいたします。