2024.09.13

NO.576【普通ではない何かがある】

一般に企業生存率は10年後に6%、20年後に0.3%
潰れずに20年残っている会社には「普通でない何か」があります。
それはだいたい創業者の個性によるものが多いそうです。

しかしそれは企業のDNAとして守ることは大切ですが、
それ自体が創業者に属人化されてしまうと30年後の生存率
0. 02%と荒波を乗り越えられません。

あ~、ミカロジ来年で20周年。
私の個性がどれほどのものかわかりませんが、
それでもここまでなんとかやってこれたのは、
なんらかの私の個性が影響しているのでしょう。

しかしこれから10年は、冒頭文のように如何に
創業者の個性に頼らない新たな「普通でない何か」を
探していかなければなりません。

と考えても、やっぱり私の個性はツユほどもないので
既に私抜きの「普通でない何か」がミカロジにあるかも?

2024.09.11

NO.575【邪険に扱うともったいない】

日々止めどもなく来る、飛び込み営業・テレアポ・ダイレクトメール。
正直うんざりしますし、電話対応の酷いテレアポもたまに見受けます。

そうなればつい、邪険に扱ってしまいますよね。
ただ冷静に考えてみると、ミカロジでも様々な営業手法を駆使していますので
飛び込み営業マンの飛び込みの仕方で、私の心がどう動いたか?
テレアポのセールトークで、その商品への興味が沸いたか湧かなかったか?
ダイレクトメールのレイアウトやキャッチコピーに、目を奪われたか?

そうした視点で見てみると、実は自社の営業手法にもとても参考になる
宝の山が潜んでいるかもしれません。

しつこいなぁ、なんだよその態度、という気持ちもありますが
時には、自社の営業に役立つ手法がなんかあるかも?という
余裕の気持ちを持ってみるのも良いのではないでしょうか?

と、自分に言い聞かせています。

2024.09.09

NO.574【予期せぬ成功はあなどれない】

うっかり居酒屋で手の上に刺身こんにゃくを落とし
ヒヤッと感じたのをきっかけに「これだ!」と閃いたのが
「熱さまシート」なんだそうです。

同様に、よく付くけど簡単に剥がれる「付箋」も
強力な接着剤の研究で失敗に失敗を重ねた中で偶然
生まれたそうです。

こうした例は万に一つかもしれません。
ですが日々当たり前の視点での経営の取り組みや考え方も大事ですが
一方失敗や偶然の中にも宝の山が潜んでいるかもという
視点も大事にすることも必要かもしれませんね。

ただあまりにも奇をてらうと、当たり前の視点が欠けてしまうかも?
なんでもバランスが大事ですね。

でもちょっとは、熱さまシートや付箋のような予期せぬ成功に
あやかりたいなぁ、、

2024.09.06

NO.573【引き算のビジネス手法】

参考にしていますのが、「千円カット」のビジネス手法です。
床屋さんのサービスから、髭剃り・洗髪を引き算しました。
どっぷり床屋業界の人ではこの発想では出てこないでしょう。

同様にフィットネスジムのカーブスさん。
シャワー・大プール・高度なマシンなどを置かないようにしました。

「千円カット」では時間を、カーブスさんでは女性のコミュニティをと
あらたな顧客ニーズを発掘しました。

古い体質の我が物流業界。このままレッドオーシャンの戦いをしても
会社の発展成長は見込めませんので、この2社のような引き算の
ビジネス手法がないか日夜足りない脳みそに汗を掻いています。

あっ、高齢者向けのスマホも、
機能が少ないほうが売れることを思い出しました!

2024.09.04

NO.572【あなたたち社員が・・】

会社というものは経営者だけで実現できるものではない。
あなたたち社員がこれからどういう目標を掲げるのかということと
その仕事ぶりによって、会社の将来が決まるのです。

まだ企業規模が小さいときのキーエンス創業者のお言葉です。

毎年平均年収2.000万円以上の今をときめくキーエンス様。
社員の給料を高くしたいと思っている私の憧れの会社です。

ですので、この「あなたたち社員が・・」の考え方には
共感というかミカロジにも取り入れようと思います。

社員たちが立派な目標を掲げ、良い仕事をこなしてくれれば
いつかミカロジを給料の高い会社になるんだという夢を持って
今日も社員たちと共に頑張っていきたいと思います。

もちろん私自身が一番立派な目標と良い仕事をしてという前提で。

2024.09.02

NO.571【行動ではなく考え方を統一】

社長というものは、自分ができたことを社員に教えようとする。
人には個性があるから社長のやり方がやりにくいという人もいる。
ではなにを統一すべきか?それは行動ではなく考え方である。

自分にはビジネス力はあまりないと自覚していますので、
それほど自分のやり方を押し付けていたつもりはありませんが
それでも知らず知らずのうちに行動を教えようとしていたのでしょう。

この文言を目にして痛感させられました。
あらためて振り返ってみれば、それなりに昭和の根性論要素が含まれた
私の行動では、今の若い人たちに当て嵌まるわけがありません。

そう捉えると、考え方も統一していいのでしょうか?
と不安になってきました。

でも組織を強くするには考え方の統一が必須ですので
私自身の考え方をもっと磨かないといけませんね。

2024.08.12

NO.570【顧客に響く伝え方は違う】

「たとえ製品は同じでも、顧客に響く伝え方は違う」
P&Gジャパンの社長さんがビジネス誌で言われていました。

P&Gさんとの企業規模はレベチですし、取り扱い商品も
まったく違いますが、考え方はとても参考になりました。

今までは、こんなもんだろうと画一的にサービスを伝えてきましたが
この「顧客に響く伝え方は違う」を参考に、もう一度
ミカロジ顧客層を細分化して、個々にあったサービスの
伝え方を考えていきます。

でもさすが、マーケティングの会社と言われているP&Gさん
いろいろと勉強になると同時に憧れもありますので
いつかミカロジも物流会社ではなく、マーケティングの会社と
言われるように頑張ります!

2024.08.09

NO.569【社長にも不機嫌と指摘していい】

社長や上司の不機嫌ほど嫌なものはありません。
サラリーマン時代も経験していますし、会社買収当時にも
社内に不機嫌な人がいて、多くの人が辞めていきました。

そうした経緯から作ったミカロジ行動指針
【思いやり三原則】
・挨拶は大きな声で
・誰とでも分け隔てなく
・今日も笑顔で

これができない人は不機嫌だぞ!という規則を設けました。
当然私が率先してこれをやらなければなりません。

ですが社長だとついうっかり不機嫌なってしまいがちですので
「社長、不機嫌になっていますよ」いつでも指摘していいと伝えてあります。

とはいっても、社員もそうそう私には言えないでしょうから、
とにかく私が【思いやり三原則】を徹底的に実践して
私の中から不機嫌を追い出さなければなりません。

2024.08.07

NO.568【既存サービスから取り除く戦略】

いつも戦略の勉強をするときに参考にしているのが「千円カット」です。
この企業は既存の床屋のサービスから、髪を洗わない・髭を剃らない
というサービスを取り除く戦略を実践して、新たな市場を掘り起こしたからです。

ミカロジのような中小企業では、大きな投資をして新たなサービスを
導入するというのは中々難しい面もありますので、
この「千円カット」のように既存サービスから取り除いた
視点を常に持つようにしています。

物流サービスで見てみますと、保管だけ・検品だけ・デバンニングだけと
発想は出てくるのですが、「千円カット」の10分という時間の概念を
生み出すまで領域までは辿り着ていません。

日々悩んでいますが、「あっ。これだ!」と簡単に発想できるようでは
他社に安易にマネされますので、考えるのは苦しいですが
少しでも「千円カット」に近づけるように、今日も熟考します。

2024.08.05

NO.567【創業者に属人化は危険】

一般に企業の生存率は10年後に6%、20年後に0.3%
潰れずに残っている会社には「普通でないなにか」がある。
それはだいたい創業者の個性によるものが多い。
それは企業のDNAで守ることも大切だが、
それ自体が創業者に属人化されてしまうと
30年後の生存率が0.02%と荒波を乗り越えられない。

私の個性は自分ではわかりかねますし、自分にそんな能力が
あるとも思っていませんので、ミカロジが20年近く
やってこれたのは、ただただ人に恵まれたからだと思っています。

それでも私の気づかない「個性」が知らず知らずのうちに
ミカロジに根付いているのかもしれません。
もしこれが今後30年に向けての弊害になるようであれば
今のうちに属人化にならないようにしなければなりません。

と言って「私の個性」がなんであるかまったくわかりません