2024.02.07

No.493【現代の1日の情報量を考える】

現代の1日の情報量は、江戸時代の1年分、平安時代の一生分なんだそうです。
ネットの普及も情報量増加に拍車を掛けているのでしょうね。

情報量は増えても、恐らく人間の脳はいくら平安時代からといっても
情報量と同じレベルで発達しているとは到底思えません。

ですので、この現代で情報を上手く使っていく上では、
如何にこの多い情報量を取捨選択して、自分に有益な情報のみを
取り出していくのかが大事になってくるのでしょう。

但し、その域に達するまでには、やはりある程度の情報量に触れないと
どれが有益かを把握するのは難しいでしょう。

平安時代の少ない情報量ののんびりとした生活も一度味わってみたいような気もします。

2024.02.05

No.492【逆算思考法を取り入れる】

ただ一人の顧客が未来に手にする幸せにフォーカスしながら
物語を描くことで、仕事上の制約を忘れ、普段は気づかない
選択肢やリソースを発掘できるアプローチ。
これを「逆算思考法」というそうです。

これはBtoC向けのビジネスの手法になるのでしょう。
とはいっても何でもやりたがり屋の私ですので
BtoBのミカロジでも早速取り入れてみたいと思います。

ある中小企業がミカロジを使うことによって物流業務から解放され
本業に集中することができるようになって、業績が急成長した!
という物語を描いてみました。

まだ普段は気づかない選択肢やリソースの発掘には至っていませんが。

2024.02.02

No.491【社内規則は簡略化に】

漢の高祖・劉邦は秦を滅ばした後、秦の始皇帝が定めた法律を廃し、
法三章という、たった3つの項目(殺人・傷害・窃盗)からなる法律を施行した。
法律を簡略化しても、この3つさえ守られれば、世の中に争いは
起こらないと劉邦は考えた。

これは今の会社組織にも当て嵌まるのではないでしょうか。
規則・規則・規則でがんじがらめにされてしまいますと
社員たちも窮屈に感じ、のびのびは働けないと思います。

さすがに法三章と3つの規則では少なすぎますが
社長はあらためて簡略できる社内規則を見直すのも良いかもしれませんね。

早速ミカロジでも社内規則の簡略化に取り掛かります。

2024.01.31

No.490【60点ぐらいで良しとする】

事業において完全なバランスは組織図にしかない。
生きた事業はあちらで成長し、こちらで縮小し
あちらでやり過ぎこちらでやらな過ぎというように
常にアンバランスな状態にある。
だから如何にアンバランスを強みにするか?

上手い表現だと思いますが、アンバランスを強みにするのは
並大抵ではできないでしょう。
とはいっても常にアンバランスな状態が通常の組織である以上
何らかの手は打たなければなりません。

私なりの一つの方法として、組織に満点を求めるのではなく
60点ぐらいで良しというようにしています。
そう捉えれば多少のアンバランスでも強みにはなりませんが
大きな弱みにもならないかもしれません。
あくまで私の勝手解釈ですが。

2024.01.29

No.489【ピンチだと感じる能力】

ピンチのときに、ピンチだと感じる能力が低い。
数々の経営危機を乗り越えた上場企業社長のお言葉です。

ビビり~の私からすればとても羨ましい話です。
5期赤字・資金枯渇・大量退職者と何度も倒産危機の際
どれだけ「うわぁぁぁぁぁぁぁ、大ピンチだぁぁぁぁ」
私のピンチだと感じる能力の高いこと高いこと。
よくまぁメンタルやられなかったとつくづく思います。

社長たるもの、この上場企業社長のように
ピンチのときこそ、デンと構えて危機を乗り越えるように
しなければなりませんね。

とはいいつつ・・・
私のビビり~は治らないと思いますが。

2024.01.26

No.488【優良顧客にしっぺ返しを喰らう】

「融資先の不祥事相次ぐ」
優良顧客と思ったら、資金流用や粉飾決算で倒産が増えている。
銀行の営業店にとって一番の儲け先、カリスマ経営者がいる先
時代の寵児といわれている先、高成長が続いている先は
目が曇りがちになると少し前の記事で知りました。

これは銀行だけでなく、一般企業にも当てはまるのでしょう。
カリスマ・時代の寵児は少し大げさかもしれませんが
高成長が続いていたり、かなり儲かっているような会社がお客様になると、
つい優良顧客に見えてしまい後々痛い目にあうことも無きにしも非ずでしょう。

ですので、経営者は目先の判断で自社のお客様を見ないように
心掛けなければなりませんね。

優良顧客にしっぺ返しを喰らった時のショックは大きすぎますからね。

2024.01.24

No.487【派閥抗争なきビジネス人生】

18歳で運転手になり、1度の転職を経て、今現在の社長業
併せて40年弱のビジネス人生において、1度も派閥抗争なるものに
巻き込まれたことはありませんでした。

もし何らかの派閥に属していたら、社内のくだらない争いなどに
無駄に時間を使ったり、人間関係が歪んでいたかもしれません。

お陰様でそういった派閥抗争なるものにまったく縁がなかったのは
私のビジネス人生において小さな幸せを感じています。

大企業や政治家の派閥抗争のニュースを日々見せつけられて
つくづく思いました。

2024.01.22

No.486【人間の心というものは・・】

人間の心というものはどのようにも動く。
憎みあい殴り合うのも人間の心の姿である。
親しみあい手を握りあうのも人間の心の動きである。
我々が経営を進めていくうえにおいては、
そういう幅広い人間の心というものを十分認識しておくことが大切である。

有名な稲盛和夫氏のお言葉です。

これは私も経験しています。
5期赤字の頃は大量退職者を出してしまいましたので、
当時の私含めて社員同士はまさしく憎みあい殴り合いの心でした。
その後ようやく社内も落ち着き始めて、親しみあい手を握りあう
というレベルでは至っていませんが、それに近い状況ではと自負しています。

この経験を踏まえ、当時の憎しみあい殴り合うような状況に
2度とならないように、あらためて幅広い人間の心の認識を
しっかりとしていきたいと思います。

しかし当時は辛かった~

2024.01.19

No.485【売上目標をどんなに叫んでも】

集客をどの地域で行い、どのタイミング、どんな方法で行うべきかを
明確に指示できないリーダーは戦略が頭の中に不在なのだ。
売上の目標金額をどんなに叫んでも効果は上がらない。

こんな文言見つけましたが、共感です。
世の中戦略が頭にない社長さんの無意味なノルマがどれだけ蔓延っているか
辛そうな多くの営業マンの顔を見て思います。

私とて、さほど頭の中に戦略があるわけではありませんが
ミカロジでは売上目標の設定はしていませんし、叫びません。

そうはいっても売上は必要ですので、さほどの戦略能力上げるために
日夜必死に戦略勉強を心掛けるようにしています。

「お前ら、売上目標○○円だ~」
こんなんで目標達成できれば経営なんて誰でもできますもんね。

2024.01.17

No.484【経営者として、この仕事だけは譲れない】

ユニクロの柳井氏はチラシの政策だけは、自分がかかわるという話を聞きました。
店が小さいときからの成功体験があるからでしょうか?

経営者として、この仕事だけは譲れないというものは
柳井氏のようにどの社長さんも持っているのではないでしょうか。

かくいう私も、多くの顧客を獲得する際に利用していた
FAX-DMのレイアウトだけは私が作るようにしています。
レベチですが、やはり柳井氏同様に成功体験があるからです。

ですが、この成功体験がのちに会社の弱点にもなるという視点も併せ持っています。
ですので、いずれ近いうちにこの仕事を部下に譲るか
又はFAX-DMそのものを止めるのも必要と考えています。

いつまでも「俺が俺が」は通用しないと肝に銘じています。