No.241【欲に注意】
・欲にキリなし、地獄に底なし
・登っても峠を知らず欲の道
・人生万事欲の世の中
欲に関する格言は沢山あります。
それだけ欲に溺れる人が多いのでしょう。
特に経営者、欲に溺れて・塗れて失敗する人数多です。
私も欲には注意しなければなりません。
もう一つ欲の格言を見つけました。
・欲と色の二筋道
こっちは更に気をつけます!
No.240【「ありがとう!」と呟く】
結局、運を良くする方法は
「ありがとう!」と呟くことだけなのさ
“悪魔とのおしゃべり”という本に載っていました。
揶揄的に書かれていましたが、結構本質を突いていると思います。
経営者になりますと、中々部下に「ありがとう!」
という機会がなぜか減っていきます。
自分の運や会社を良くするために
経営者自ら積極的に「ありがとう!」呟きましょう!
No.239【刑事小説に学ぶ】
マニュアルが作れない仕事もある
逮捕や送検手順、書類のやり方はいくらでも教えられる
だが犯人や被害者遺族への接し方はその時々で違うんだ
一々自分の頭で考えて行動しろ
失敗したら次への肥やしにすればいい
先輩刑事から新人刑事へのアドバイス。
刑事小説が好きで結構読みます。
一々自分の頭で考えて行動しろ
失敗したら次への肥やしにすればいい
これは様々なパターンの営業にも通じるかもしれません。
読んでて、ふと思いました。
No.238【金額の麻痺】
10万円の予算で20万円のテレビは買いません。
ですが数千万円の新居を購入した時は
10万円の予算でも20万円のテレビを買ってしまいます。
これは金額の麻痺ですね。
補正で膨らむ予算が常態化しているので
緊急性が低い事業も相次ぎ予算計上
この記事読んで冒頭のテレビの話に似ていると思いました。
更に経営者、予定した以上に融資額が多くなった場合
無駄使いや私的流用にあてる人が多い気がします。
なんにせよ、金額の麻痺には気を付けたいです。
No.237【パートナーシップ構築宣言】
「パートナーシップ構築宣言」
というものがあります。
下請け企業と共存共栄を目指して
・資金繰りに配慮した支払い
・納期が短い発注をしない
など元受け企業が約束するそうです。
これを公表した企業が政府の予想を超えました。
これはこれで良い流れなのでしょうが
そもそもビジネスは企業同士対等なはずです。
まともな会社ならば、こんな宣言などしなくても
元々支払いや納期などは相手企業に配慮しています。
こういう仕組みを作らなければならない現状を
憂うべきではないでしょうか?
No.236【って、格好よくない!?】
32歳の時に理事長の父が急逝して
学力地域レベル最低、財務状況最悪の高校を
いきなり引き継いだ経営者の講演を聞きました。
自分がこの学校を引き継ぐしかありません、
その時にこの経営者は
「もし、この最悪な環境の学校を俺が立て直したら
俺って、格好よくない!?」
普通なら悲観するところを前向きにチャレンジ精神で
なんと甲子園に6回も出場する有名校に変貌させました。
私も10年前の会社買収時に
「この潰れかけた会社を立て直したら、俺って、格好よくない!?」
こういう気持ちを持っていたならば、
もっと違った結果になっていたかもしれません。
たらればの話ですが…
No.235【過度なノルマの行き着く先は?】
上場企業の不正会計事件が後を絶ちません。
不正会計に共通するのは、経営トップが
業績向上への理不尽な目標を掲げて達成を迫り
役員や社員が抗しきれない構図になっています。
これはまさしく、過度なノルマでしょう。
理不尽な目標や過度なノルマの行き着く先は
経営者自身の首を絞めることになるということを
経営者自身が頭に入れておかなければなりません。
過度なノルマを与えるなら、役員や社員ではなく
経営者自身に与えるべきでしょう。
No.234【人件費が増えると嬉しい】
ある上場企業の社長さん
私は、人件費が増えると嬉しいんだよ
だって社員にちゃんと分配できてる証だからね
とても立派な社長さんだと思います。
普通は真逆の社長さんが多いでしょう。
更にこの社長さん
年収1千万円以上の社員をどれだけ増やせるかが
私の会社への貢献度だ
ちょっと格好良すぎます
中々この域には行きませんが、私も負けずに
「ミカロジを埼玉県で一番給料の高い物流会社にする!」
という目標を掲げて頑張ります!
No.233【常識を疑う】
大谷選手の母校花巻東野球部の監督さん
常識に惑わされて合理性に欠いた指導のもと
才能を潰している、そういう指導者が多い
なので監督は徹底的に今までの常識を疑い
論理的科学的トレーニングを実施しました。
結果大谷選手のようなスーパースターが生まれたのでしょう。
これは経営に置き換えても同じかもしれません。
もしかしたら私たち経営者も
常識に惑わされて合理性に欠いた経営で
多くの従業員の才能を潰しているかもしれません。
もう一度原点にかえって経営の常識を疑ってみるとこも
必要でしょう。
この話を聞いて怖くなりました。
No.232【喜怒哀楽に駆り立てられない】
世の中が乱れるのは、君主の感情の乱れが起因
喜怒哀楽に駆り立てられて、行動を起こすと
必ず過剰な評価になってしまう
中国古典の貞観政要に書いてありました。
これは会社トップの経営者も全く一緒でしょう。
社長の感情が乱れて喜怒哀楽に駆り立てられれば
会社の中が乱れに乱れてしまいます。
ですから経営者は普段から感情をコントロールできる
訓練をしなければなりません。
中々難しいですが…