NO.620【数字よりも大事なもの】
経営において数字は大事である。だがそこに働く従業員がいる以上、
数字よりも大事なものが経営にはある。それを大事にすれば数字は
あとからついてくる。と何かに書いてありました。
捉え方は違うかもしれませんが、数字が苦手な私にとっては良い表現です。
かといって、それがなにかは私ごときに分かりかねますが、
あえてミカロジで当て嵌めますと「楽しく働く!」ではないかと考えます。
みんなが楽しく働く環境を作りながら、業績が良くなる戦略を実践する。
これが私に課せられた数字よりも大事なものと肝に銘じ、と同時に
数字嫌いを克服することもしていかなければなりません。
後者の方が大変だったりして、、
NO.619【火種運動を起こそう】
一人一人が胸の中の火種を火がついていない者に移してくれ。
その火種をまた別の者に移せ。私も率先して火種になる。
火種運動を起こそう。そうすれば今は灰のような米沢藩も
きっと燃え上がる。と見事改革に成功した上杉鷹山。
好きな話です。
鷹山は米沢藩主についた時はまだ若く、外様だったこともあり
中々受け入れられなかった。それでも若手の中で鷹山を慕う
数名の者たちにこの火種を移していきました。
買収当時、ほぼ全員から反発を喰らいました。
ですがパートさんの中で数名、私を支持してくれる人がいましたので
この火種の話を胸に秘めながら、今は灰のようなミカロジも
きっと燃え上がると信じて、ここまでやってきました。
見事ミカロジは!とまで言えませんが、当時よりは燃えていると思います。
火種を移してくれたみんなに感謝です!
NO.618【新たな営業手法を模索中】
ある日終日社内に居ましたので、どれだけ営業が来るか見てみました。
結果、メールDM64通、テレアポ7件、飛び込み2社でした。
どの業界、どの会社も必死に営業していることが見て取れました。
「大変だなぁ」と思う反面ミカロジも他人ごとではありません。
今まではFAX-DM中心に集客をしていましたが、最近問い合せ率が
メッキリと減ってきました。ですのでメールDMがいいのか
テレアポや飛び込みがいいのかわかりませんが、ミカロジも新たな
手法で営業していかなければなりません。
といってもどの手法も先駆者がいて成果を出すのは大変でしょう。
なんか誰も気づいていなくてメチャクチャ成果出る営業手法ないかなぁ?
NO.617【顧客にとっての価値はなにか?】
ある土木重機用オイルメーカーが「顧客にとっての価値はなにか?」
を分析して得た答えは土木重機の稼働率だった。
土木会社にとっては一時間の故障が一年分のオイル代に相当した。
そこでこのメーカーは、重機の稼働率を保証することにした。
今では土木会社はオイルの元値さえ聞かなくなった。
この「顧客にとっての価値はなにか?」は大切な問いですね。
つい私たちは、自分たちの価値を考えてしまいがちです。
そうではなく、先ずは徹底的に「顧客にとっての価値はなにか?」を考える。
そうでなければこのオイルメーカーのように稼働率の保証という
発想は出てこないでしょう。ただその考えた結果が、
価格交渉すら不要になったというメリットがついてきました。
常に私も頭の中は、ミカロジの価値は?で埋め尽くされていましたが
ここは早々に切り替え、「顧客にとっての価値はなにか?」
モードにしていきます。
NO.616【適材適所は経営戦略に勝る】
「適材適所は経営戦略に勝る」
こんな文言を目にしました。
う~ん、経営戦略は大事だと必死に学んできたつもりでしたが
適材適所の方が上か~と、中々受け入れられない文言ですが
一面そうなのかもしれません。
そういえば「ビジョナリーカンパニー2」というビジネス書の中にも
誰をバスに乗せて、誰をバスから降ろすか。更に乗せた人には
適切な椅子に座らせる。そうすれば目的地にまでスムーズに行ける。
裏覚えなので合っているかわかりませんが、こんなことが
書いてあった記憶があります。
ですので、受け入れられないと心を閉じるのではなく
経営戦略は勉強しつつ、適材適所もしっかりミカロジに当て嵌めていきます。
でも実はミカロジ従業員、すでに適材適所だったりして、、
私の自慢癖が出てしまいました。
NO.615【社内の専門用語はダメ】
「メガヘルツ」と「速度」。「水温」と「温かい湯」
買い手が理解し、評価してくれそうな言葉を使っているか?
それとも社内の専門用語をそのまま充てているか?
後者であれば顧客の理解を得られるのは難しい。
まさしくその通り!だと思います。
最近マーケティング強化でその手の会社さんと打ち合わせしますが
「リード」「ナーチャリング」「コンバージョン」と
彼らの社内の専門用語だらけです。
せっかく「おっ、このサービス良さそう!」と思っても
話を聞いているうちに「ナーチャリング」という言葉で
一気に気持ちが萎えてしまいます。
と他社批判でなく、ミカロジでも社内や物流の専門用語で
お客さんと話していないか、再点検したいと思います。
NO.614【固定観念を払拭する】
「経営スキルはこれから学べばいい。周りが分担して足りない部分を
埋めることができる。でも信頼できる人間でなければ人はついてこない。
若さも後から手に入れることはできない。」と50歳を前にした社長が
22歳の女性に社長をバトンタッチという記事を目にしました。
50歳前では私より10歳近く若い社長です。ビックリしました。
私的にこの社長と似たような考えを持ってたつもりですが、
それでもバトンタッチは私が65歳ぐらいだと漠然と思っていました。
ましてやバトンタッチは22歳の女性です。
よっぽど優秀なのでしょうが、それでもまだ22歳です。
と思ってしまうことが、私が固定観念に囚われているのかもしれません。
ですので、この記事をきっかけに先ずは私の固定観念の払拭から
初めて見たいと思います。
それでも22歳だもんなぁ、、
NO.613【無欲万両】
働き一両、考え五両、知恵借り十両、コツ借り五十両、ひらめき百両
人知り三百両、歴史に学ぶ五百両、見切り千両、無欲万両
江戸時代中期の名君、上杉鷹山の言葉だそうです。
上杉鷹山は好きな歴史上の人物ですので、関連本はよく読んでいましたが
この言葉は初めて聞きました。
さすが!というか、凄いというか、今の時代にもまったくもって通用します。
特に無欲万両、いつの時代も欲を出すと上手くいきません。
そういう意味でも五百両の価値の歴史に学ぶも大切でしょうね。
個人的には、五十両の価値のコツ借りを好みます。
NO.612【サービス過剰に危機意識を】
「この日この時間は、配達予定がいっぱいなので受付できません」
宅配会社にはこのように受付を拒否する仕組みが存在しません。
依頼があったものはすべて受け付けるため、現場のキャパを超えるのは
運任せの状態です。そんな状況ですが、時間指定に配達できないと
運転手さんは文句を言われてしまいます。
これは配達のサービス過剰の弊害でしょう。
こんな状況が続けば、ただでさえ足りない運転手さんがもっと
減ることになってしまいます。ですので我々消費者はもっとこの
サービス過剰に危機意識を持たなければなりません。
同時に宅配会社側も強い気持ちをもって「受付できません」
という仕組みを作ることも大事でしょう。
当たり前の日常が続くことを願って、、
NO.611【主人が一番好きだった会社の作業着です】
人が絶対に辞めない会社や、休みや給料が多い会社が良い会社かと言えば
そうではない。社員が自分の会社を好きかどうか。それが一番大事。
昨年70代で亡くなった社員の葬儀の時に奥さんが
「遺影を見て下さい。主人が一番好きだった会社の作業着です」
ミカロジでは人はだいぶ辞めなくなりましたがそれでもまだ辞めますし、
給料は決して高くないので、その観点では良い会社とは言えません。
で、社員がミカロジを好きかと言われれば、「好き」と言ってほしいですが
自信もありません。
ですが経営者たるもの「良い会社」を目指すことは社員たちのためにも
必死に取り組まなければなりませんので、辞めない・給料や休みを多くと
同時に好きになってもらえる努力を欠かさないようにしたいと思います。
まだどうやっていいかまったくわかりませんが、、