NO.602【3本脚の椅子】
マクドナルドには「3本脚の椅子」という考え方が
創業時から根付いているそうです。
フランチャイジー・サプライヤー・マクドナルドの
3者がそれぞれで強固であることで力強いビジネスが
展開できるという考えからきています。
マクドナルドの強さの秘密が垣間見えますね。
過去何社ものフランチャイズ本部から仕事を頂きました。
同じFCという仕組みを取っていても、フランチャイジーに
対する考えがここまで違うのかと驚かされました。
ある本部はマクドナルドのようにお互い協力し合い
別の本部はただただフランチャイジーからお金を搾り取る。
ただやっぱりそれを見ていますと後者は長続きしません。
ですので規模は違いますが、ミカロジでも従業員・協力会社様たちと
強固な関係を築きながら力強いビジネスを目指していこうと思います。
NO.601【人の評価の難しいところ】
人は十のうち六つの点で良く四つの点で悪い場合は上と見る。
五の場合は中と見る。それでは六つ悪い場合は下と見るべきか。
いやそれは使い方によって上に行く可能性を持っている。
ここが評価の難しいところ。むしろ九つ良く一つ悪いものには
油断するな。この者は大事をしでかす恐れがある。
江戸時代の商家の何かに書いてありました。
人の評価の難しさは、昔も今も変わりませんね。
ただここで面白いのは、六つ悪い場合に人の可能性を見出しています。
更に九つ良いのはかえって危ないと指摘もしています。
本当に人の評価って難しいですね。
九つ良いのに過去何度も騙された苦い経験を思い出しました。
皆さんもくれぐれもご注意を!
NO.600【経営者にとっての本当の売り上げとは】
経営者にとっての本当の売り上げとは
運や勘、アイデア、ひらめき、縁、洞察力、チャンスだ。
この売り上げが元となって利益が発生する。
無論費用が売り上げ以下である必要がある。
費用とは、嫉妬、妬み、裏切り、悪口、批判、嘘、恨み、怒り。
こういう視点は全くありませんでしたので、目から鱗です。
更に勝手解釈しますと、売り上げの項目を使って経営戦略を磨け
費用の項目は、人と一緒に仕事をするうえで絶対にするな。
こんな感じではないでしょうか。
早速私もこのような視点で取り組んでみたいと思いますが
先ずは費用の項目を絶対やらないところから始めてみます。
経営だけでなく、人生においてもきっといいことに繋がるでしょう。
NO.599【売れるコピーの言い換え】
「売れるコピーの言い換え」というビジネス本より抜粋です。
あなたの魅力が伝わる事故PR→ライバルと差がつく自己PR
創業20年の結婚相談所→40代以降の結婚を支え続けて20年
とても暖かい服→まるで着るコタツ
小顔メイク→ちょっとずるい小顔メイク
これまでにないアイデア→斜め上行くアイデア
ミカロジの物流サービスは中々差別化が難しい業種と捉えていますので
キャッチコピーには力を入れようと考えています。
早速上記事例をマネしてミカロジ売れるコピー
ライバルと差がつく物流サービス
中小企業様の物流を支え続けて20年
まるで自社の物流部
ちょっとずるいと斜め上行くは使えそうもありませんが
この3つは結構いけるかも?
毎度単純な私でした。
NO.598【心を亡くすと書いて「忙しい」】
バタビン(バタバタ貧乏)という言葉があるように
心を亡くした経営者が良い経営をできるはずがありません。
ですので経営者は如何に、心を亡くす「忙しい」状況を
作らないかを心掛けなければなりません。
私なりの解釈ですが、自分以外の人でもできる仕事は振る
無駄な会議はしない、無益な会合や付き合いは避ける
早寝早起き、先ずはこの程度をやるだけでも、かなり
「忙しい」状況はなくなるでしょう。
こんな私ですが、この辺に関してはちょっと自信があります。
あくまで私レベルですが、、
NO.597【もっとも重要な1点を突く】
相手方が話しているうちに、4つないし5つの事例のうちで
もっとも重要な1点は何であるかということを自分で語ることに
なるから、その1点を突いていけばよい。
私が客の立場にあって、自分の最も重要な1点を突かれたら
その営業マンが進める商材にグッと心が近づきます。
とはいうものの、最近この手の営業マンが少ないなぁと感じます。
私の話の4つ5つを聞くどころか、その前に自社の商品サービスの
説明を語りだします。これでは重要な1点も何もありません。
これは決して営業マンの質が悪いのではないでしょう。
おそらく彼らに課されたノルマが重すぎるため、
相手の話を聞く余裕がないのでしょう。
毎度の人の振り見て我が振り直せで、ミカロジ営業スタッフには
とにかく相手の話を聞きましょう!というところから始めてみます。
と偉そうに言いましたが、当の私自身が相手の話を聞くことが
まったくできません、、
NO.596【「愛語」を大切に】
多くの人に対して慈悲愛情の心、すなわち優しい心をもって
言葉を掛けることを愛語。面前で愛語を聞けば人はこれを喜ぶ。
陰で愛語を聞けば、人は感謝していつまでも忘れない。
愛語には回天の力がある。天を変える偉大な力がある。
この域までには到底たどり着けませんが、
ミカロジ社内でもお互いが愛語で話し合える環境ができれば
経営理念「楽しく働く!」に少しでも近づけるかもしれません。
こういう場合私はすぐ感化され「お~いみんな~愛語を使えよ」
過去散々これで失敗してきましたので、まずは私自身が率先して
面前で、陰で愛語を話すようにしなければなりません。
日々研鑽です。
NO.595【結局の悩みは一つだけ】
私の悩みは多い。悩むことは百も千もある。
しかし千の悩みがあっても百の悩みがあっても
結局その悩みは一つである。私はそう考えた。
そう考えたというより実際いってそうである。
千の悩みを持っているから非常に辛いということではなく
本当に悩んでいるのは常に一つである。
確か松下幸之助氏のお言葉だったともいますが、
実際本当にそうなのでしょう。
従業員トラブル・資金繰り奔走・顧客への謝罪・・
悪戦期の悩みはもう毎日尽きませんでした。
このように一見百も千もある悩みのように見えましたが
結局の私の悩みも一つだったのでしょう。
これからも悩みは尽きないでしょうが、
その悩みは経営能力を上げれば解決できるということ
一つに絞って悩んでいきたいと思います。
あってるかな??
NO.594【凡人は「暗記」】
スポーツでも音楽でも「感覚でできる」は天才だけ。
だから凡人は天才のマネをしてはいけない。
凡人は「暗記」。「暗記」は凡人を天才にする唯一の方法。
決して天才を目指しているわけではありませんし
勝負で相手を打ち負かそうとも思っていませんが
自分の経営戦略能力あげる手法には「暗記」は使えそうです。
想えば受験生時代、塾にもいけなかった家庭でしたので
勉強方法がわからずとにかく教科書を丸暗記していました。
ですので、当時を思い出しあらためてビジネス書の丸暗記から
始めてみようと思います。
NO.593【反義語には経営の要素が詰まってる】
急がば回れ
損して得取れ
負けるが勝ち
人間万事塞翁が馬
捨てる神あれば拾う神あり
このような反義語(というのでしょうか?)に経営の要素が
詰まっていると感じます。
売上を急いで上げる。自分だけが得をしよう、勝とうとする
なんで自分だけが辛い思いをするんだとふさぎ込む
こういう気持ちでは良い経営はできないでしょう。
ですのでこの反義語のように、
売上は自社のペースに合わせゆっくり上げる
相手には先に得や勝ちを与えて良い関係を築く
辛いことの後には必ず良いことがあると信じてまじめに働く
こういう気持ちに切り替えて経営するのが大事でしょう。
しかし昔の人は上手いことを言いますね。